前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Tisziji Munoz & John Medeski / Beauty as Beauty

Beauty as B  Tisziji Munoz (g)
  John ‘Lam-Sobo’ Medeski (p)
  Bob ‘Ra-Kalam’ Moses (ds)
  David Finck (b)
  Airto Moreira (perc & vocal)

  Recorded at Applehead Studios August 12, 2008
  AM024 (Anami Music) 2008

  01. Motherhood
  02. Only If You Love
  03. GratItude
                      04. Impermanen
                      05. Blessings
                      06. Crisis of Attachment
                      07. Happy Sadnes
                      08. It’s Done
                      09. Ways of Love
                      10. Wounds of Love
                      11. Thank You!       All compositions by Tisziji Munoz

相変わらずの Medeski 集中聴きの中で聴いた一枚。
アルバムタイトルから、イメージできるように、 全てオリジナルの Tisziji Munos(B1946) としては、珍しいBallad集。
5人編成だが、雰囲気としては、Munoz のギター と Medeski のピアノによるデュオといった感じで、2人のプレイにスポットをあてた仕上がりに
なっている。 Airto Moreira のボーカルというよりボイスは、ラスト曲にちょっと入っているだけなので、ほぼインストのアルバムと考えてよい。

Coltrane の影も強く感じられる Munoz でもあったので、当時は、Coltrane のあの “Ballads” を意識したものなのかといった思いの中での入手
でもあったのだが、結果的には、ギタリスト Tisziji Munoz の私的評価に迷いが出た一枚でもあった。

あくまで私的なことではあるのだが、ミュージシャン、特にギタリストの場合、速い展開よりもスローな “Ballad” においてその力量が出やすといったこと
もあり。その判断材料とすることも多いのだが、その点では、本作などは格好の材料と言えるのかもしれない。
前にも書いたが、Munoz は、事故による左手首神経損傷の過去があり、実際のところ、それがどの程度、プレイに影響しているかはわからないのだが、
何らかのハンデがあるのはまちがいないようである。
部外者である自分が、本作のプレイに、その辺の影響がどの程度出ているのかは、全く知る由もないのだが、あの彼の形ともなっている勢いあるハードな
プレイの中で見せるクォリティが感じられないのである。
減衰音の楽器であるギターで、しかも彼のようにシングルトーンのみで Ballad をこなすというのは、非常にハードルが高い。スローな展開では、
速い展開より以上に、微妙な歌いまわしなどで、アラが出やすく、Munoz が本来持っている感性が素直に100%出てないんじゃないかとも思える部分
もある。まあ、この辺は推測でしかないのだが、Munoz 自身もわかっていた状況だと思うが、それでもあえてこれを演ったというところに、何かBalladに
対するMunoz の特別な思いもあったのかとも思える(まったくの勝手な解釈だが)。そこを感じられたということでの意味ある一枚だったということ
にしておこう。
ただ、Medeski のピアノに一貫して感じられるピュアで端正な響きだが、Munoz のギターそして音楽には、イージーと受け取ってしまっていいのか、
あるいは、それがピュアであるがための結果なのか、何度繰り返しても判断に迷う感覚が残る...................。

JAZZ-guitar 171
Tisziji Munoz
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