前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

True Ballads / Archie Shepp

True Ballads

Archie Shepp (ts)
John Hicks (p)
George Mraz (b)
Idris Muhammd (ds)
Recorded December 7th, 1996 in New York.
 
Sheppは第1期sax期にも、フリー・ジャズの闘士として活動していたころのアルバムを
いろいろ聴いており、お気に入りのtenorマンでもあった。
90年代に入り再会したSheppは、だいぶ穏やかになった印象はあったが、以前、前衛scene
の真っただ中でやっていた頃から、時折こんな匂いは漂わせていたので、そんなに驚くこと
もなかった。また、そんな所があったからこそ、お気に入りのtenorマンであったと言える
かもしれない。

ねっとりするほどのアクの強い個性で、好みもはっきり分かれるSheppだが、Jazz Manたる
もの個性があってナンボの世界である。強い個性で敵が多いことは、りっぱなJazz Manの証
でもある。

ということで、第2期sax期に入り、数枚のShepp盤を聴いた後、たどり着いたのが本アルバム
です。ドスの効いた凄みすら感じるテナーの背後には、全編に渡り、絶えず深い哀感が流れて
おり、まずこれにヤラれます。tenor balladのアルバムとして陰影に富んだ誠に魅力ある一枚
になっています。私にとっては、まさに泣きの一枚です。控えめに寄り添うJohn Hicksの坦々
としたpianoもいいですね。
Sheppは、時折ハッタリをかますかのようにフリーキーなトーンを発しますが、この絶妙な
タイミングでハッタリをかまし、相手をダマらせるのも、Shepp一流の話術ということでしょ
う。ひたすら我が道を行く、One and Onlyの愛すべきtenorおやじです。

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Archie Shepp
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Comments

Editブキブキ吹く感じが。。
J worksさん、お久しぶりです。

Archie Shepp のテナーって独特ですね。私のお気に入りの曲で Archie が Annette Lowman というヴォーカルと共に演奏しているのですが、彼のブキブキという感じのサックスに一時期とてもはまったことがありました。

この盤のジャケットが大好きなジャズ仲間さんからこれを教えてもらったのですが、未だに手にはいりませんが。見つけたら直ぐに購入したい一枚です。ジャケットの写真がとても素敵ですね。
EditRe: ブキブキ吹く感じが。。
まん丸さん ご無沙汰です。

返事が遅れて申し訳ありません。
日本では、17~19は、3連休で出かけておりました。

Sheppは、お気に入りのテナー・マンでつき合いも長いのですが
Annette Lowmanとの共演盤は、まだ聴いたことがありません。
機会があったらぜひ聴いてみたいものです。

今回記事の盤は、まん丸さんにも自信を持っておすすめできる内容ですよ。
"The Shadow of Your Smile"にもフリーキーに吠えるSheppが入っており、
最初はビックリ。Tenor Balladのアルバムとして大好きなアルバムです。



Edit追伸
まん丸さん 追伸です。

Annette Lowmanに関して、遠い記憶にSheppと黒人女性ヴォーカルの共演
したものを1枚持っていたような記憶があったので、調べてみたところ、20年ほど前
に "Lover Man" というアルバムの購入記録を発見しました。
Vocalistを調べてみたらこのAnnette Lowmanでした。
いやはや、自分の持っていたいたアルバムも忘れていたとは、だいぶ来ているかも
しれません(笑)。困ったもんです。
"Yesterdays"あたりが何となく記憶に残ってます。
しかし残念ながら、90年代前半頃、LP, CDの大処分をしたことがあり、その時
処分してしまったようです。トホホ。

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