前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Pete McCann / Range

  Pete McCann (eg, ag)
  John O’Gallagher (as)
  Henry Hey (p, Rhodes, organ)
  Matt Clohesy (ab, eb)
  Mark Ferber (ds)

  Recorded May 8, 2014, New York
  Engineer:Michael Marciano
  WR4675 (Wherwind Recordings) 2015

                    01. Kenny
                    02. Seventh Jar
                    03. Realm
                    04. To the Mountains
                    05. Mustard
                    06. Dyad Changes
                    07. Numinous
                    08. Bridge Scandal
                    09. Rumbie
                    10. Mine is Yours

NYを中心に活動し、自身作以外にも多くのアルバムへの参加など、キャリアも豊富な中堅ギタリスト Pete McCann は、どちらかというと脇役としての活動
が多く、地味な印象からアンダーレイテッドされがちなタイプだが、幅広い対応力と確かなウデを持ったギタリストとの印象を持っている。

すべてMcCannの手による全10曲という内容。
典型的コンテンポラリー系ギタリストとしての感性を見せるMcCannだが、このエリアに多いクールな無機質感を振りまくといった面での極端さはなく、あく
まで程よいクールネスとともに、技術面でも多くの現場で場数を踏んでいるだけあって、その安定した巧さは、安心して音に身を任せていられるものもある。
また曲により、自身のアコギとの使い分けとともにメンバーの楽器の使い分けなどを駆使して変化をつけつつ、アルバムとしてもうまくまとめているとの感も
あり、コンポラ系ギタリストの一作品として上質の一枚と言っていい仕上がりを見せており、こういった高いレベルのギタリストが数多く存在するギター界の
裾野の広さをあらためて感じる。
感性の質としては、ちょっと違うが、ちょっと地味めで、職人的巧さもあるといったあたりで同じような匂いもある Tom Guarna あたりを思い出す。

ただ、そういった上質感とともに、言わば職人的巧さによるソツの無さといった印象が、それ以上の満足感に歯止めをかけているといった微妙な感覚がつきま
とうのも事実であり、このあたりが、いまいち地味な存在にとどまっている要因との気がしないでもない。
何か回りくどい言い方をしていると自分でも感じているが、この回りくどい言い方になってしまうところが、まさに彼の現状を表しているのかとも思えるが.....

JAZZ-guitar 155
Pete McCann
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Comments

Edit
お、コレは知らんかったです。
この男上手いですよね。
実はかなり好みです。
ただ仰る通りルックス含め地味ですね。
EditRe: タイトルなし
> この男上手いですよね。
なかなかの名手ですよねぇ。
自分が野球の監督だったら
クリーンナップは、まかせられないけど
必ずメンバーとして置いておきたい選手、そんな感じですかね。

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