前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Peter Bernstein Trio / Live at Smoke


  Peter Bernstein (g)
  Larry Goldings (org)
  Bill Stewart (ds)

  MB20961DVD (Mel Bay Records) 2005

  01. Dragonfly
  02. Jive Coffee
  03. Spring is Here
  04. Puttin' on the Ritz
  05. Bobblehead
  06. I Should Care
  07. The Acrobat
  08. Night Mist Blues

先日、Peter Bernstein(B1967)参加のオルガン・トリオ作 “Ben Paterson / For Once In My Life” を聴いたこともあり、その流れで Bernstein を
ちょっと聴いてみたくなり、しばらく観てなかったやはりオルガン・トリオによる彼のDVDを久しぶりに引っぱり出してみた。

内容は、Bernstein曲3、Goldings曲1、Ahmad Jamal曲1、他スタンダードなどで全8曲となっており、曲目もこのメンバーとしては、おなじみのナンバー
が多く入っている。
またライブということで、いずれも10分を超える長尺が多く、それぞれのソロもたっぷり入った内容となっているのは、ありがたい。

時には、Goldingsがリーダーになったりと長年のつきあいもあるこの3人ですが、本作は、BernsteinがリーダーとなってのNYのジャズ・クラブ "Smoke"
でのライブDVD。
Bernsteinは、実にナチュラルでよく歌い、スタイル面でも完成されたものがあり、安定感も感じられるそのプレイは、メインストリーム系のギターとして
申し分のないと思えるものがあります。
ただ、自分が現在求める方向性とは違うということで、現在は、彼を目当てとしてのCD, DVDの購入はないのだが、目当てとするミュージシャンの共演者と
なっている場合が非常に多く、そんな関係で細く長くという感じだが、長年コンスタントにつき合ってきているというギタリストではある。
ある程度、完成されたギタリストでもあり、出会った当初からそのプレイにも大きな変化は見られないのだが、いつ聴いてもその裏切られることのないプレイ
には、納得させられるものがある。シーンに出てきた当初は、白いGrant Greenなどと表現されたこともある彼のギターには、独特のレイドバックしたタイム感
やタメを感じますが、この辺はブルースを通過してきたことの名残でもあるのでしょうか、一聴してすぐBernsteinとわかる個性ともなっている。
現在、あまり積極的に関わってはいないのだが、メインストリーム系の確かなギタリストとして、やはり外せない存在といったところか。

ここでのGoldingsは、Bernsteinの実によく歌うプレイ、そして充実期にあったStewartの息をのむようなタイミングでの絶妙のプッシュもあり、またライブ
という独特の空気感も重なり、普段のCDでは、見られないほどの充実したプレイを見せており、Jazzとして理屈抜きで楽しめる内容になっているのは、高評価
もできると思うのだが、共演者との新たなsomethingにつながる化学反応という部分において、やはり、いまいち感があるのは否めず、長年つき合っている彼ら
でもあり、多少のマンネリ感もいたしかたないことなのかもしれないが、新たな触媒の必要性も感じる。
近作のこの3人によるプレイぶりも、内容的には、ほとんど変化は見られず、進化による変化を求める私としては、本作の内容の充実とは別に、そんな現況に物足
りないものを感じているのも事実である。

             

JAZZ-guitar 152
Peter Bernstein
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