前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Dewa Budjana / Joged Kahyangan

  Dewa Budjana (g)
  Larry Goldings (org, p)
  Bob Mintzer (ts, ss, bcl)
  Jimmy Jonson (b)
  Peter Erskine (ds)
  Janis Siegel (voc - 4)

  Recorded in Pasadena, Los Angeles, CA, by Rich Breen at Firehouse Studio, July 2012.
  MJR059 (MOONJUNE) 2013

  1. Cloud of Foggy
                     2. Joged Kahyangan
                     3. Dang Hyang
                     4. As You Leave My Nest
                     5. Majik Blue
                     6. Erskoman
                     7. Guru Mandala
                     8. Borra’s Ballad

インドネシアのギタリスト Dewa Budjana(デワ・ブジャナ)の2013年作。
ロックににどっぷり浸かっていたこと、あるいはインドネシアという出自から、ある種のプリミティブ、土着性もあるアクの強さみたいなものも期待していたが、
音楽は、意外とアッサリ、スッキリ、見通しの良さもある爽やかなテイストさえ感じられるようなものになっている。
感性の質は全く違うが、楽曲のメロディーラインなどを追っていると、どこかNguyen Leに通じるエスニックテイストも感じられ、持って生まれた血の部分と
いうのは、やはりミュージシャンの感性の質に大きく関わるところだが、後天的に得た個性とは違い、それをそのまま個性とは考えないようにしている。

Budjanaのギターは、エフェクトの使い方やら曲によりアコギの使用、またメンバーも楽器の使い分けやら曲によりヴォーカルを入れてきたりと、手を変え
品を替えとしてはいるのだが、それは多彩を狙ったというよりは、逆にある方向性を持たせるために、結果そうなったといった印象もある。
また、このタイプのギタリストにありがちな弾きまくってしまうこともなく、トータルなサウンドを大事にといった姿勢とともに、ガンガン強い個性をぶつけて
くるタイプでもないだけに、ややインパクトに欠けるといった印象もつきまとうのだが、ギタリストとしての必要となる要素は、全て平均値もクリヤーしており、
あとは、どこか一点でも突出した部分でもあればという気もするが、個性につながるそここそが結局、正否を分ける最難関とも言える部分なのかもしれない。
新作もリリースされたようだし、また、同じインドネシアのギタリスト Tohpati(トーパティ)などとともに、旧作を含め国内盤として最近盛んに売り込み活動も
しているようだし、ここはインドネシアのギタリストのお手並み拝見ということで、様子を見ることにしよう。

さて、以前と比べ、リーダー作リリースのペースもぐっと落ちてる感もあり、ちょっと気にもなってた Larry Goldings(B1968) ですが、ピアノ、オルガンと
そのデリケートなタッチから繰り出されるフレージングには、彼特有の美も感じられ、そのセンスには相変わらずのものがある。
年齢的には、まだまだ一仕事、二仕事できる歳でもあり、自身の特にオルガニストとしてのリーダー作で新境地でもぜひ見せてもらいたいものだ。それには、
BernsteinやScofieldばかりでなく、これまでとは違った感性の共演者にしてみるということも、自身から何か違ったsomethingを引き出すという点では
必要なことだ。変化を恐れることなく、そして変化を求める気持ちを無くしてしまったら、アーティストとしての歩みはストップしてしまう、期待したい。

Jazz-guitar 151
Dewa Budjana
Tohpati
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