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Category: sax (第2期)  

Rudresh Mahanthappa & Steve Lehman / Dual Identities

 DualIden-2.jpgDualIden-3.jpg

Rudresh Mahanthappa (as)
Steve Lehman (as)
Liberty Ellman (g)
Matt Brewer (b)
Damion Reid (ds)

Recorded on March 6, 2009 at The Braga Jazz Festival
CF172CD (clean feed) 2010

01. The General
02. Foster Brothers
03. SMS
04. Post-Modern Pharaohs
05. Extensions of Extensions of
06. Katcu
07. Circus
08. Reasonance Ballad]
09. RudreshM
10.1010
11. Dual Identities

リリース当時、買い逃し、その後の流通状況もあり、購入のタイミングにも恵まれないなどで、気にはなっていたが、そのままになっていた本作、Liberty Ellman
が参加していることもあり、私的には、どうしても聴いておかなければならない1枚ということで、あらためて調べてみたら、どうも廃盤になっているらしい。
ということで、これまで蓄積されたノウハウをフルに活用し、いろいろあたるなどしていたら、運良く入手することができた。

そんなことで、やっと出会えた甲斐もあり、中味の方は、なかなか凄いことになっている。
Mahanthappa曲4 と Lehman曲5 に2人の共作曲1、それに Ellman曲1を加えて全11曲というつくりになっているが、濃い。
超攻撃的なアルトが、2人絡み、かつライブということで、まさに殺気が乱れ飛ぶ凄まじい現場になっている。
押しつぶしたような音圧の高さを感じるMahanthappaのアルトがうねりまくる。音の外見上の印象とは違い、芯はピュアで、もしかしたらそんな風に受け取る
のも自分だけかもしれないが、何か神々しいものさえ漂う。昔、Coltraneのテナーに一時期感じたあの感覚だ。
Lehmanは昔、Mahanthappaのアルトに衝撃を受け、自身のアルト奏者としての形成に大きく影響したらしい。そんなこともあるのか本作でのLehmanには、
他作とは、ちょっと違ったものが感じられ、2人のアルトは、あたかも心のレベルまで同化してるかのように、判別しがたいものもあるのだが、だからこそのこの
音楽のクォリティでもあるのだろう。それでも、わずかに太さがあるのがMahanthappaか。

そんなことで、双頭バンドの2人ばかりにスポットを当ててしまいがちだが、間に挟まれながらも、2人がベストショットを出せる環境づくりと、2人にさらなる
イマジネーションのきっかけを煽るようなソロで、Ellmanのシゴトぶりも光る。
バッキングにソロに、妖しいというより怪しい、その音使いが、2人のリーダーの発する音にプラスの効果をもたらし、実に良くフィットしているのである。
冷静沈着な2トップへのアシスト、微妙に含む汚れ感、そして秘めた破壊力、キマリだ。
Mahanthappaは、Rez Abbasi や David Fiuczynski など、ギタリストとの絡みはあるが、私的には、感性面で本作でのEllmanに最もフィット感を感じて
いる。また、以前とは、違った形も見せ始めている今の Abbasiにも期待させられるものがあり、今後、共演があるのか、その辺も気になるところだ。

Matt BrewerそしてDamion Reidも共に良し、私的には、やはり避けて通れない必聴の1枚だった。

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JAZZ-sax 68


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