前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: Other Instrument  

Hironori Momoi / Liquid Knots

  Hironori Momoi (ds)
  Chad Lefkowitz-Brown (ts)
  Nir Felder (g)
  Julian Shore (p)
  Sam Minaie (b)
  Alexa Barchini (voc)

  Recorded at Bunker Studio, Brooklyn, NY
  OCM-001 (ONAKA CUBE MUSIC) 2013

                     1. Impending Launch
                     2. Showers
                     3. Defining You
                     4. Twice
                     5. Waiting
                     6. Not Lemonade
                     7. Wormhole
                     8. This Magnet
                     9. Strangers            All compositions written by Hironori Momoi

上智大学在学中にジャズと出会い、卒業後に渡米し、The City Colledge of New Yorkに入学、2013年までの6年間、NYで活動、2014年より帰国し、
山中千尋トリオなどで活動するドラマー、コンポーザー 桃井 裕範(B1984)のデビュー作。
私的には、リーダー作も少なく、参加作でしかチェックできないというNir Felder(B1982)の参加が後押しとなりゲットしたもの。

内容は全曲、桃井自身の手によるもの。
一通り聴いてみて、ドラマー桃井をリーダーとしたといった感じでもなく、コンポーザー桃井として自身のドラムスを含めグループとしての音で勝負したとも
思える印象の一枚となっている。
若手主体と思われるメンバーで、そこに私的に求め期待していたのは、少々の荒さはどうでも、言ってみれば、表面の仕上げ処理などしないままの素材の肌が
そのまま感じられるような野心溢れた音楽だったが、意外と細部までキレイにまとめられているといった印象も持つ音楽となっており、その丁寧、しっかり
したつくりに喜んでいいのか、あるいは、期待していたものとは違ったテイストにガッカリするのか、何とも微妙なところだ。
自身の リーダー作だからということも多分にあるのかもしれないが、しっかりしたコンポジションを持って、全体を見渡しつつ音楽の創れるドラマーなん
だね。

というわけで、求めた味ではないものの、いろんな面で平均点をクリアーした、それなりのレベルを感じ取れる音楽となっているのだが、反面、強いインパクト
を受けるような場面に乏しいとも感じている。もちろんこれは、あくまで私的感性の受け取り方で、聴く人によっては、全く違った受け取りをするのだろう。
期待していたNir Felderですが、そんな流れの中で、こギレイにまとめたプレイといったイメージ。巧さは十分感じるのだが、そこは音楽の魅力とは別であり、
ガツンとしたインパクトにやや欠けるといった印象も残るものとなっている。彼は、少年時代に Stevie Ray Vaughan に憧れて、現在も使っているストラト
キャスターを手に入れたらしいが、特に本作あたりのブレイを聴くと、Jazzギタリストとしての出発点は、 Kurt Rosenwinkel あたりにあったことも強く感じ
られる。

私的感想では、「概ね良好」、そんな言い方がもっとも適切と思える内容だ。

JAZZ-other instrument 31
桃井 裕範
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