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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Teemu Viinikainen Trio / Hit It!

  Teemu Viinikainen (g)
  Ville Herrala (b)
  Mika Kallio (ds)

  Recorded, mixed and mastered in October & Nobember 2013 at Varistoteles Studios
  PCD 146 (Prophone) 2014

  1. Hit It!
  2. Things Ain’t What They Used to Be
  3. 5 Am
  4. Kiitti J
                      5. Intro
                      6. VP
                      7. Directions
                      8. Prology

Dayna Stephens の”A Week Ago Today” で出会ったフィンランドのギタリストTeemu Viinikainen(テーム・ヴィーニカイネン?)、なかなか魅力の
ギターだったので、関連作など調査していたら最新のトリオ作にたどり着いた。
それにしても、英語圏でないところの名前は、読みずらいし、覚えずらい。だいたい、発音がわからないのでスペルで記憶しているのだが.....................

内容は、Ellington曲、Zawinul曲などを挟みながらオリジナルをメインとした構成になっている。
一聴して意外だったのが、そのテイスト、前述の参加作では、エフェクト処理を感じさせないアコースティックライクなトーンで端正、クールな響きと細部まで
神経の行き届いた緻密なギターワークといったあたりが魅力だったが、本作では、エフェクト多用とラフさもあるプレイぶりで、だいぶ違ったテイストの音楽
に仕立ててある。
前述のものは、あくまで参加作で、しかも何度もテイクを重ねた結果とも考えれば、リーダー作であるこちらが本来の姿と考えた方がよいのかもしれない。

冒頭1曲目は、いきなり速い展開だが、表現上必要があってというよりも、速いフレーズを入れたいがためのといった印象がなきにしもあらずで、
技巧的といった負の印象がわずかに残る。
M2のEllington曲は、だいぶ手を加えた加工の後、M4のKeith Jarrettからインスパイアされたという曲もソロは、キーボードと思えるほど、音の加工を
しているなど、全体にそれぞれに曲のタッチが大きく違い、だいぶ考えをめぐらせてつくったといった印象だが、同時にそれぞれの曲にはそれなりのクォリティ
が感じられるが1枚のアルバムとして見た場合、やや統一感に欠け、彼の押したいポイントが曖昧になってしまった印象も残る。
考えてつくること自体は、全く問題はないのだが、その考えたことが結果として魅力ある音楽という成果に現れてくれれば何ら問題は無い。本作は、その辺が、
多彩と受け取るには厳しく、やや策を弄しすぎたかとの印象。

このギタリストに出会った前述のStephens作でのプレイのクォリティは高い、だからこそこうしてリーダー作を探してまで入手したわけだが、その高い
クォリティが、余計なことを考えすぎてしまい、素直に発揮されなかったといったところか。内容としては決して悪くないのだが...............
そんなことで、策に溺れてしまった感もある本作ですが、独自性ある感性とその潜在能力は、随所に感じられるところもあり、本作のみで判断したくないとの
思いもある。ということで早速、他作手配へ..................

JAZZ-guitar 142
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