前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Gilles Clement / Woody

  Gilles Clement (g)
  Philippe Petit (Hammond B3 organ)
  Eric Dervieu (ds)
  Pascal Gaubert ((ts - 9)

  Recorded May 1996 at Studio Aeronef, Paris
  SJRCD 1001 (String Jazz)

  01. The Wrong Blues
  02. Enrrico
  03. Pauline’s Mambo
                     04. Dreamsville
                     05. The Breeze and I
                     06. Max Waltz
                     07. Andre et Fanny
                     08. Woody
                     09. Rue de la Source
                     10. A Vos Marc

以前から一度聴いてみたいと思っていたフランスのギタリスト Gilles Clement(ジル・クレモン?)ですが、今は聴く機会もめっきり減ってしまった王道系のギタ
リストということもあり、いずれ機会を見てなどと思っていたら何だかんだで気がつけば、もう20年近くの時が流れてしまっていた。

内容の方は、10曲中8曲をClementのオリジナルで固めている。
聴いてみれば、まさにこれぞ王道、しかもそのど真ん中を行くというプレイぶりは、みじんの迷いもなく潔いと思えるほど。
溌剌としたプレイぶりとそれを支える確かな技術、速い展開とともにバラード系でも感じられる豊かな歌心................と、並べる言葉はともかくとしてJazzを
感じる音が理屈抜きに心地良い。
おそらくWesあたりをアイドルとして、横道に反れることもなく真っすぐ育ってきたのだろう。そのギターワークからは、そんなピュアな思いがストレートに
伝わってくる。

そしてうれしいのが Philippe Petit のオルガン。今回初めて聴くのだが、これが Clement のギターに負けず劣らずのプレイで五分に渡り合っており、この
部分が本作の好結果に大いに貢献しているところだろう。
名前から推測すれば Clement と同じフランスのオルガニストと思われるが、Eddy LouissやEmmanuel Bexといった好きなオルガニストもいるフランスに、
王道系でこんな巧いオルガニストがいたとは初めて知った。
ベースラインのドライブ感、 フレージングの端々に感じられる歌心あるセンス、 おいしいツボを心得たワザの数々.............職人的ではあるが巧い。

ということで実に気持ち良くJazzが感じられる盤となっているのだが、王道系とは言っても基本的に持っている元々の感性が米国系のミュージシャンとは微妙
な質の違いもあり、その辺のところが最終的に音楽になった時、コジャレ感、粋といった魅力として受け取れるといったことにつながっているのかもしれない。
王道系ギター & オルガン トリオの盤としては、高レベルの内容だ。

JAZZ-guitar 140
Gilles Clement
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