前向きに Jazz!

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Category: guitar (第2期)  

Kalima Trio with Marc Ducret / Hippycone

  Kalle Kalima (eg, ag, effects, voice)
  Marc Ducret (eg, ag, fretless guitar, voice)
  Lasse Lindgren (eb, ab, voice)
  Mika Kallio (ds, perc, voice)

  Recorded in March 2000 at Yleisradio except for tracks 3 and 7 recorded in October 1998.
  abovoice-1004

  1. Tursas
  2. Premium Bananas
  3. Planet Janet
                     4. Cuckoo
                     5. You Only Know
                     6. Faya
                     7. Kontula
                     8. E Sette Galere

先に2012年作の ”Finn Noir” で記事歴のあるフィンランドのギタリスト Kalle Kalima(B1973) のトリオにフランスの Marc Ducret(B1957) がゲスト参加
した一作、Kalimaにとってはリーダー2作目となり、Kalima が20代後半、Ducret が40をちょっと過ぎたあたりという時期になる。
Kallima について、本作を初めて聴いた時点では、ボーダーレスぎみの活動傾向とフリー寄りのプレイもありといった程度の 情報しか持っておらず、本作ゲット
の要因はMarc Ducretにあったのは言うまでもない。

見方によっては、ジャケットに薄気味悪さと得体の知れない怪しさも漂う本作だが、内容の方もダークさとともに、Kallimaの出身である北欧という地域も感じる
ような土着性、プリミティブといった要素もわずかに入り込み、独特の世界観を持った音楽となっている。
Ducretは、ゲスト参加ということで出番は少なめだが、その存在感は大きい。
荒削りで尖った若手 Kallima に対してフリー系ギタリストとして充実した時期を迎えていたDucret 、それぞれ切り離して聴いてしまうとそのキャリアの差が
プレイに感じられるのも致し方ないのだが、全体として見ればそれなりのまとまりを見せている。この辺は、ゲストに迎えたDucretの力によるところも大きな
ものと想像する。また、若いKallimaにとっては、この充実期にあったDucretとの共演は、得るものも極めて大きなものがあったと思う。

M4 "Cuckoo"、 交互に2人のソロが出てくるこの曲などは、本作時点でのそんな2人のギタリストとしての状況も感じられ、興味深いものがある。

JAZZ-guitar 138
Kalima Trio
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