前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Hammond Organ Trio (Gianni Giudici) / Hot Interplay

  Gianni Giudici (Hammond organ)
  Alessandro Fariselli (sax)
  Max Ferri (ds)
  guest:Fabrizio Bosso (tp, fh - 1, 2 , 3, 4)

  Recorded April 17-20 2008 at Teatro di Montefiore Conca
  TUSCIA IN JAZZ-LIVE0902

  1. Drops
  2. Cicoria
  3. 3/4 of a Waltz
                     4. Gingerbread Boy
                     5. Just Funk
                     6. 13 Words
                     7. Footprints
                     8. Alligator Bogaloo
                     9. Auld Lang Sine

イタリアのオルガニストGianni Giudici は、未聴だったのでゲットしてみた。
ジャケットの雰囲気やら曲目、Bossoが参加していることなどから、求めている音楽でないことは、容易にイメージできたのだが、知らないオルガンは、
とりあえず聴いてみるということでちょっと消極的ながらゲットです。
というのも同じイタリアのオルガニストAlberto Marsicoのトリオ+Fabrizio Bossoの盤があり、どうもその辺が負のイメージとしてちらついてしまう
といったこともあったようです。

最初の4曲は Bossoが入って、ハードバップティストの曲が並ぶ。ハードバップが悪いわけではないが、今を生きるミュージシャンとしてそこに今の自分
の感性でクリエイトしたといった部分があまり感じられないのが、ちょっと新鮮味に欠ける印象を持ってしまう。
Giudici のオルガンは、あまり期待はしていなかったのだが、非常に上手い、オルガンのツボも心得た技術面もしっかりしたものを持っている。ただし
この4曲では、新しく発見できたものは無かった。
次の4曲が Bosso抜きのトリオによるものなのだが、オルガンのソロパートで見せるプレイは、前半の表情とは違い、コンテンポラリー臭もちょっと感じ
させるものとなっており、この自身のトリオで見せている姿が、彼本来の今の感性なのだろうとも思える。
ラスト1曲は、Giudici によるオルガンソロとなっており、特徴であるオルガンの持続音も生かしたゴージャス感あるプレイも見せる。

こうしてGiudiciのオルガンを聴いてみて、技術面ではしっかりしたベースの部分と現代性も程々に備えた感性を確認できたのですが、過去の共演者なども
見ると、自身の中にある新しい部分を引き出す、あるいは開発するといった面では、必ずしも恵まれた環境にはなかったとも思える。その辺の道を作って
いくのも自分であり、それも能力と言ってしまえばそれまでだが、部外者である私から見れば、自身の開発に有効な刺激との出会いがもっとあれば、
だいぶ違った状況になっていただろうにとも思ってしまうのである。

消極的ゲットのGianni Giudici 盤だったが、イタリアにこんなオルガニストもいることを知ることができたことは、とりあえずは小さいながら収穫だった。
きっかけを掴んで、花を咲かせてほしい。

JAZZ-organ 170
Gianni Giudici
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