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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Lawrence of Newark / Larry Young

Lawrence of Newark

Larry Young(org, bongo, vo)
James Blood Ulmer(g), Cedric Lawson(el-p), Pharoah Sanders(sax, vo)
Dennis Mourouse(sax, el-sax), Sharles Magg(el-tp), Abdul Shhid(ds)
Jumma Santos(tom-tom, cow bell, whistle, tambourine, hi-hat), Howerd King(ds)
James Flores(ds), Staceu Edwards(conga), Don Pete(b), Umar Abdul Muizz(conga)
Amen Halburian(conga, bells, perc), Diedre Johnson(vc), Juni booth(b)
Art Gore(ds, el-p), Abdul Hakim(bongo), Poppy La Boy(perc)
Recorded 1973 CMRCD288(Castle)

1. Sunshine Fly Away
2. Khalid of Space, Pt. 2 Welcome
3. Saudia
4. Alive
5. Hello Your Quietness (island)


今世紀になり初CD化となった、イノヴェイター Larry Young (B1940~1978) 混迷期の
一枚。
60年代に入り、新しいorganの世界を創り出し一応の評価を受けたYoungは、それに甘ん
じることなく、そのとどまることのない先進的姿勢を持って、創造という戦いの場へ身を
投じることになる。本盤は Lifetime 脱退後の録音。

本盤は、新しい音を探し求め苦悩する姿が目に浮かぶような、混迷とも言えるこの時期を
象徴するかのような内容ではあるが、そこにはイノヴェイター Young の熱くストイック
な姿勢が垣間見え胸が熱くなる思いである。呪術的とも言える怪しい芳香を発散する総勢
18名に及ぶ音空間をエフェクトのかかったorganが浮遊するディープ、アブストラクトな
サウンドは混沌とし、明日が見えない。
そんな中の1曲 "Saudia" では、彼が、かつて誰も到達し得ない地点に到達したかと思わせ
るような一瞬に遭遇し、ハッとさせられる。混沌の中に差す一条の光を見た思いである。
長年CD化されなかったことからもわかるが、この時代の彼を評価する人も少ないであろう。
しかし、結果が全てとは思いたくない、こういう前向きな姿勢こそがアーティストの条件で
もあり、評価されるべきなのではないだろうか。創造することは、戦いでもある、最後まで
戦う姿勢を失わなかった彼こそ真のイノヴェイターと呼ぶにふさわしいのではないだろうか。
彼は38才に満たない若さで混迷の中に、去りましたが、この1曲を聴きあらためて思うのは、
この混迷の時期の先に何かを見つけ出した彼を見てみたかったという思いです。返す返す
残念。きっと現在のorgan sceneも全く違うものになっていたことでしょう。

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Larry Young
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