前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Joe Bagg Organ Trio

  Joe Bagg (org)
  Jon Gordon (as, ss-2)
  Mark Ferber (ds)

  Jazz Collective Records (2012)

  1. Rio
  2. Water Babies
  3. For All We Know
  4. Bethny and Alex
  5. New E-Flat
                     6. Outsider
                     7. Elmo
                     8. Infant Eyes

地味で低知名度ながら少ない参加作では、コンテンポラリー系オルガニストとして安定したプレイを見せ、確かなワザを持った職人といった印象もある
Joe Bagg ですが、リーダー作も少なく、もしかしたら本作だけなのかもしれない。

そんな貴重な彼のリーダー作にも、地味ながらコンポラ系ミュージシャンとして確かなウデを持つ手堅い人選に彼らしさがよく出ているようにも思う。
内容の方も小細工無しのストレートな展開の全8曲、3者のバランスもとれた今の空気感に溢れたOrgan Jazzとなっているのが気持ち良い。
一人のミュージシャンを判断する場合、その音楽状況とともにそれまでの経験等も考慮する上で年令も大事な要素となるが、Baggについては、情報不足も
あり年令もわからないのだが、写真から判断すれば、他のコンポラ系オルガニスト Larry Goldings, Gary Versace, Sam Yahelあたりとは、同年代
あるいはちょっと下、少なくとも彼らより上ということはなさそうだが、そうなるとオルガニストとしてのベーシックな部分は、既に出来上がっており、
今後大きく変化をしていくことも普通ではあまりないのだが、過去参加作等から判断すれば、自身の進化に大きく影響を及ぼすような存在との共演は無く、
その点では、自身の感性に未開拓部分を多分に残しているとも考えられ、そういった出会いに恵まれれば今後、進化の可能性も残したオルガニストといった
見方もできるのだが、音楽状況から判断すれば、手堅いタイプとも思え、自身の未来を左右するような新しい出会いというのも、自身意識してそれを強く
求めていく活動でもしなければ、なかなか難しいものもあるのかもしれない(勝手な想像だが.........)。

オルガンを特殊な楽器としてそこにある種の黒っぽさを求めてしまうという前世紀から続く風潮はいまだに残っている。オルガン界も時代の流れとともに
正常な進化をしていく上でも、こうした今現在の感性を持ったコンテンポラリー系のオルガニストが今後のオルガン界の中心となっていかなければならない
のだが、オルガニスト自体の絶対数が少ない上に、こうしたコンポラ系の感性を持ったオルガニストはさらに少なく、そういった意味では、このBaggも
順調な進化を見せ、オルガン界を少しでも前に進める力になってくれることを祈るばかりだ。
さらには、もっと細胞分裂の激しい先端部で他に刺激、アイデアを与え全体を前に引っ張ってくれるような革命家の出現もぜひ期待したいものだ。

JAZZ-organ 169
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