前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Skip Heller / Bear Flag

  Skip Heller (g)
  Joe Bag (org)
  Ryan Doyle (ds)

  Recorded at Pierce College, Woodland Hills, CA 2/1/05 and 2/27/05
  DMJ-1083 (Dreambox) 2005

  1. Highway
  2. Till Things are Brighter
  3. Weatherbirds of Prey
  4. Philadelphia
                     5. Plaid Hat, Red Wagon
                     6. Train Rhythm Blues
                     7. Angelica
                     8. Letter Home to My Wife
                     9. The Shirley Scott Trio was The Time

フィラデルフィア出身のギタリスト Skip Heller(B1965) は、今回初めてとなるのだが、オルガンの Joe Bag の名前を発見し手を出してみた。

冒頭曲でいきなり Heller のギターが、遠い昔のエレキサウンドを思わせるようなエコーギンギンの音でスタートし、これは大失敗かと思ったのだが、
チープ感とともにノスタルジックとでも言ったらいいのか何らかの効果を求めて始めのテーマ部だけだったので、とりあえず一安心。
この Heller の感性は明るめで、どこか微量だがカントリー臭が漂い、典型的アメリカンのそれなのだが、音楽にはいずれも古き良き時代のアメリカを
思わせるようなどこか懐かしい郷愁もかすかに漂う。
こういうタイプのギタリストに出会うのもほとんどないが、チェット・アトキンスあたりの影響もあるのか?
そんな彼の感性や音楽とはイメージが一致しないが、写真を見ると使用するギターはソリッドモデル、もしかしたらロックあたりも関わっていたか?
素性のわからないギタリストだが技術面もしっかりしているし、感性の質という点では決して好みのタイプではないが、普段Jazz畑ではあまり見かけない
なかなかの個性派だ。

そういった音楽の中でオルガンの Joe Bag が終始安定したプレイを見せ、このバンドのベースとなるところをしっかり支えているのが好印象。
ちょっと前に記事にした "Sam Most / Organic Flute" でもやはりそうだったが、超ベテランのSam Mostを支えるシゴトぶりは、さしずめ名傍役と
いった印象もあり、ソロにおいても質の良いプレイをしつつ主役をきっちり立ててくれる。フロントに立っても、こんな男が脇を固めてくれていたら、
さぞ心強いだろう。
感性面では、先端で開拓していくというタイプではないにせよ、今の時代のメインストリームを行くコンテンポラリー系として、緩急での安定したプレイは、
他のコンポラ系オルガニストと比べても全く見劣りすることはない。
振り返れば、現在までコンポラ系の感性を持ちながらも旬の存在との共演は少なく、あまり活躍の場に恵まれていないとも思えるのが残念だが、新しい感性
との出会いが自分から何かを引き出し進化するきっかけにもなるので、その辺も心がけた活動もしてもらいたい、そんな過去も無ければ現在の知名度が低い
といった状況も無かったとも思えるセンスあるオルガニストだ。

JAZZ-guitar 133
Skip Heller
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