前向きに Jazz!

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Category: sax (第2期)  

Gorka Benitez / Gasteiz

  Gorka Benitez (ts, fl)
  David Xirgu (ds)
  Ben Monder (g)

  Recorded at Vitoria-Gasteiz Jazz Festival, July 16, 2012
  FSNT441 (Fresh Sound) 2014

  1. A Marte Otra Vez
  2. El Duelo
  3. Pan Duro
  4. Una Y Mil Veces
                     5. Falsa Calma
                     6. Goazen (Vamos)
                     7. Idoia
                     8. Silbable

Gorka Benitez(B1966)はスペインのsax奏者、これまでにもギターのBen Monder(B1962)とは度々共演があるが、本作ではジャズフェスでのライブ、
そしてベースレスのサックス-ギタートリオとやや変則的な編成の中でどんな音楽をやっているのか楽しみなところである。

Gorkaのtsには、全編に渡ってというわけでもないのだが、米国系のテナー奏者とは明らかに違う、スペインという土地の匂いやら哀愁といったものが
曲により色濃く感じられる。そういったNYコンテンポラリーとは異質の言わば土の香りのする音楽は、彼の個性でもあり魅力ともなっているのだが、
それだけにそれはそのまま好みの分かれるところとなるのかもしれない。
私的には、かなり自由にゴリゴリ押したり、かと思うと哀愁漂う素朴感もある美メロが出てくるなど、剛柔使い分けるGogkaのテナーそしてより土着性が
出るフルート、なかなかおもしろい存在だと感じている。

Monderは、Gorkaを前面に立て、裏方に回るといった展開を基本としているのだが、こういった編成なのでコードプレイやベースレスをカバーするべく
低音部を使ってのラインなど終始あわただしい動きを見せており、しかもGorkaのソロがない時は、ドラムスとのデュオということで、本作の音楽に
おいては、そのベーシックな環境づくりという点でMonderの果たしている役割は大きいものがある。
そんなことで、近年の他作では、あまり聴けないスタイルのMonderに接することができたという点で意味のある一枚でもあった。

dsのDavid Xirguは、長年Gorkaとは活動を共にすることも多いのだが、この3人というミニマルな編成の中で、他の2人にもう少し刺激を与えられる存在で
あったなら音楽もだいぶ違ったものになっていたような気がしないでもない。

JAZZ-sax 63
Gorka Benitez
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