前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Alberto Marsico / Sounds Ville

  Alberto Marsico (DLQ Key B organ)
  Lars Kutschke (g)
  Gio Rossi (ds)

  organic music 9749 (2008)

  01. Welcome Back
  02. Second Bossa
  03. J Smooth
  04. Blues for Alice in Wonderle
                     05. Upstairs
                     06. Jealous Guy
                     07. Tom Thumb
                     08. Soft Pedal Blues
                     09. Hello Stranger
                     10. I Want to Tell You
                     11.Live at Six

Alberto Marsicoは、イタリア出身のオルガニスト、90年代半ばぐらいにシーンに登場して以来、アルバムリリースも参加作も含めれば、全てカバーしきれ
ないほどコンスタントにしており、当プログでも "trio '03 / Marsico Pocorny Zboril" で記事としたことがある。

これまでのMarsicoのオルガンの印象として、新しいスタイルを切開いていくといった革新性あるタイプではなく、ブルージーなものを常に漂わせながらも
Smithに通じる程の強烈な黒さはなく、逆に米国コンポラ系オルガンの主流ともなっているクールな質感もないといった、あくまで程よいところの中道を
行くそのスタイルは、安定した技術面とともにどこかそれが地味な印象を持ってしまうというオルガニストだった。

そんなMarsicoですが、感性面で光ると思える部分もあると感じていたこともあり、時々チェックはしていたのですが、基本となるその音づくりの姿勢として
強い前進意欲を持っているというタイブでもなく、その音楽は初期からあまり変化を見せていない。
本作でも、ブルースバンド?とも思えるような曲もいくつか含まれており、オルガン、ギターから聴かれるフレージングも遠い昔に聴いたようなベタな部分
も目立つということで、サウンドは、進化が感じられない分、むしろ後退しているとも思えてしまうのは残念だ。

基本的なセンスあり、技術ありということで、要は考え方と音づくりの姿勢あたりが転換できれば音楽は良い方向へ向かうとも思えるのだが、そこが一番
むずかしいところでもあり、それもセンスと言えるのかもしれない。

             

JAZZ-organ 163
Alberto Marsico
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