前向きに Jazz!

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Category: sax (第2期)  

Jerome Sabbagh / The Turn

The Turn  Jerome Sabbagh (ts)
  Ben Monder (g)
  Joe Martin (b)
  Ted Poor (ds)

  Recorded by James Farber at Sear Sound, New York City, live to two track analog tape, June 6, 2013
  SSC1385 (Sunnyside) 2014

  1. The Turn
  2. Long Gone
  3. Banshee
                      4. Ascent
                      5. The Rodeo
                      6. Cult
                      7. Once Around The Park
                      8. Electric Sun         
                      All music by Jerome Sabaaagh except "Once Around The Park" by Paul Motian

これまでにFSNT や BEE JAZZなどに渋辛な作を残してきているフランスのサックス奏者 Jerome(ジェローム・サバ)のSunnyside移籍初作。
メンバーもこれまで活動を共にすることも多かったおなじみの面々。
内容は、師匠とも言えるMotianのM7 "Once Around The Park" を除き全て Sabbagh のオリジナルとなる全8曲。

初っ端からいきなり怪しい何かの登場でも思わせるような不穏な音で始まるアルバムタイトル曲、テーマからアドリブへ、Poorの小気味良いプッシュに
反応するようにゴリゴリ感の無い木質の柔らかさもあるトーンでしなやかにフレーズをつないでいくSabbaghのテナー、続くMonderのディストーション
の利いたギターがキレ、音楽の表情は一変するといった展開だが、いやはや、冒頭に配置してきたこの曲で不意をつかれて一本とられてしまった格好だ。
スローな展開では、リリカルにそして繊細な面も見せるSabbaghのテナーに、一瞬、遠い昔に聴いたGetzを思い出した。
この人、キャッチーな曲づくりのセンスも感じるが、M3 "Banshee" などは、M1と並んで本作の核とも言えるような曲になっている。期を逃さず、的確
な煽りを見せ、強い推進力となっているPoorのドラミングに乗っかるように、ブロウするSabbaghのテナーには、柔らかいのだが、その奥には鋭角的な
感性が見え隠れし、今現在というよりは少し先のものも感じられる。続くMonderも激しく爆発している。

このMonderは、アルバムによりそして共演者により、良い悪いというよりは、おもしろい時おもしろくない時といった方が適切かもしれないが、その差
がはっきり出るタイプと私的には受け取っているが、本作などは、彼の良さがよく出た方の一枚と言えるのではないだろうか。良い時のMonderはやはり
スゴい。M5 "The Rodeo" あたりの軽いノリのバッキングもいい味を出しているなど、リーダー作、参加作を含めて近作では、私的好みの一枚となった。

また、これまでMonderとは活動を共にすることも多いTed Poorのシャープなドラミングも見逃せない内容。

JAZZ-sax 61
Jerome Sabbagh
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Comments

Edit
買いそびれてんですよ。これ。
やっぱ買おう。
EditRe: タイトルなし
Monderも中堅からベテランといった世代になってきましたが、
30代若手とは違った凄み、貫禄みたいなものも感じられる
ようになってきましたね。
まだまだ、先が楽しみなギタリストです。
もちろんリーダーをはじめ、他のメンバーも良し!

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