前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Anders Koppel / Everything is Subject to Change

  Anders Koppel (Hammond organ)
  Kenny Werner (p, fender rhodes)
  Benjamin Koppel (sax)
  Jacob Andersen (ds, perc)

  Recorded at Gaardhuset Recording, Copenhagen. april 2009
  Cowbell #64 (2011)

  01. Everything is Subject to Change
  02. The Philosophy of Furniture
                     03. Bower Poetry
                     04. Messiaen Poetry Club
                     05. What Seas, What Shores
                     06. Lost City Arts
                     07. Waiting R00m
                     08. Conversation Interrupted
                     09. Poor Shostakovich
                     10. The Man Who Looked for Peace     All tracks composed by Benjamin Koppel

本作のリーダー、オルガンのAnders Koppel については、今回初めてとなるのだが、彼の息子Benjamin Koppelについては、このブログでも
"Hammond Street" にて記事歴があり、優れたサックス奏者として記憶している。

一聴してみれば、本作の名義人であるAnders Koppelは、バッキングあるいは環境づくりといったワークに徹してほとんどソロらしいソロもとっていない。
アルバムのクレジットを見れば、コンポーズワークに関しても彼の息子であるBenjaminが全て担当し、ソロをとるのもこのBenjaminとKenny Wernerが
ほとんどといった展開に、Anders Koppel のオルガンをチェックするのが主たる目的だった当方としては、いささか拍子抜けといった初対面に、息子である
Benjamin のアルバムといってもいい内容との印象も持った。
しかし、何度か繰り返すうちに、ソリストとして音楽の最前面に出ないながらも、そのオルガンの存在感の大きさそして豊かな音楽性といったものが感じら
れ、そのオルガンは、あたかも背後で全体を操っているかのようにも感じられるのである。
背後でシルキーな微粒子を絶えず振りまき、緩やかに流れをコントロールしていくオルガンが、本作のイメージを決定づけており、これが無ければ、この
デリカシーに富んだ本作の音楽も無かったとも思えるのである。

こういった形の存在感もあったかと、妙に納得してしまうが、これは紛れもないAnders Koppelのリーダー作だ。

JAZZ-organ 162
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