前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Melvin Rhyne Quartet / Classmasters

  Melvin Rhyne ((org)
  Eric Alexander (ts)
  Peter Bernstein (g)
  Kenny Washington (ds)
  Daniel G. Sadownick (perc)

  Recorded December 19, 1999 in Brooklyn, NY, USA by Max Bolleman
  Criss 1183CD (CrissCross)

  01.Rhyne, Rhythm And Song (Melvin Rhyne)
                    02.Watch What Happens (Michel Legrand)
                    03.What Are You Doing The Rest Of Your Life (Michel Legrand)
                    04.Stanley's Shuffle (Stanley Turrentine)
                    05.Don't Explain (Billy Holiday / Arthur Herzog)
                    06.Well You Needn't (Thelonious Monk)
                    07.Oriental Flower (McCoy Tyner)
                    08.Search For Peace (McCoy Tyner)
                    09.Like Sonny (John Coltrane)
                    10.What Is This Thing Called Love (Cole Porter)

CrissCrossでの前作 "Kojo" に次ぐMelvinの作だが、ここでもギターには Peter Bernstein を起用している。
このMelvin−Bernsteinのコンビは、参加作も含めればけっこうあり、感性面での相性の良さも感じられる。
この時期、Bernsteinは、同じオルガニストでは、Larry Goldings, Sam Yahelなどのアルバムにも参加しているのだが、私的には、このMelvinのサウンド
の中でのBernsteinのギターの方がサウンドの中に違和感なく溶け込んでいると感じている。やはり流れのど真ん中を行く感性であろう。

内容は、Melvinのオリジナル1曲の他はジャズメン曲やスタンダードということで、黒人系オルガニストにありがちなブルース色の濃いコテコテ感も無く、
テイストとしては、前作同様、何も考えず心地良く聴けるといったストレートなものになっている。
この辺は、Wesとの共演以降も特に黒人系オルガニストが陥りやすいソウルやファンク路線に走ることもなく比較的中道を歩んで来たMelvinの姿勢、感性
によるところも大きいのだろう。こうしてあらためて彼のオルガンを聴くと、今の時代の中にあっては、ともすると目立たない存在になってしまうが、その
音楽には、長年、中道路線を貫いてきた、しっかりした芯のようなものも感じられ、ここで自分の中での評価もし直さなければと思わされる。
しばらくぶりに聴く機会ができて良かった。昨年、亡くなってしまったことが残念。

そんなMelvinの元で、フロントに立つEric、Peterのプレイも溌剌としたものもあり、こうして2014年現在、振り返って見れば彼らが最も輝いていた時期
なのかとも思えるのだが、年令的にもまだまだ新しいチャレンジをしてほしいと思える実力者だ。

音楽は、ストレートな展開の中にも、かすかなメロウ、哀愁といったテイストも加味され、地味ながらなかなかの好盤という誠にMelvin らしい一枚になっ
ている。

JAZZ-organ 158
Melvin Rhyne
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