前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

B.F.G. / Now or Never

Now or Never  Emmanuel Bex (orgue Hammond B3)
  Glenn Ferris (trombone)
  Simon Goubert (battrie)

  Enregistre "Live" AU "Sunset" Les 28 Et 29 Juin 2013 Par Vincent Mahey
  NJ623711 (naive) 2013

  1. Take Five
  2. Fa Diese
  3. Le Sourire De Babik
                     4. Bluehawk
                     5. Light'n Up (If You Can)
                     6. Something on My Mind
                     7. Seul Sans Toi
                     8. Mr Sanders

Emmanuel Bex関連盤も今まで、ほとんど聴いてきているのだが、一般にオルガンに求められてきたような黒っぽさ、ブルージーといったようないわゆる
一般に言われるところのオルガンらしさからは遠い感性、プレイスタイルであることもあり、日本では人気、知名度が低く、近年、彼のアルバムは、リリース
されても、なかなかスムーズに日本には、流れてこないといった状態が続いており、本作も国内扱い店が見つからず、やむなく本国からということになって
しまった。誰も見向きもしない不人気盤についつい目がいってしまう自分の問題でもあるのだが、素直に欲した結果だからしょうがないだろう、それにしても
こういうケースが多すぎる。CD屋さんも売れ筋ばかり仕入れないで、少ないながらも根強いファンを持つこうした盤も仕入れてこそ、それが良い商売と
いうものだろう。
さてそんなことで、このBex, Ferris, Goubertの3人によるグループ "BFG" 名義作は、このブログでも2001年作の "Here & Now" で記事歴があります
が、本作がライブ録音ということも関係したのか、一発勝負のいい意味の緊張感も加わり、聴く側にとっても集中の途切れないホットなプレイが続く。
内容は、3人がそれぞれ2曲ずつ持ち寄りの他、P.DesmondとT.Monkの曲が1曲ずつで全8曲という構成。

このグループの音楽的カラーを決定づけているのは、ソロにバッキングに自身のヴォイスも加えた繊細な表現から持ち前の強靭な左手のベースラインが生み
出すドライブ感に溢れたダイナミックなオルガンワークにより核となっているBexだろう。
彼のアルバムでは、グループとしてのサウンドを重視する傾向もあり、個としてのBexのオルガンには、もの足りないものを感じるものもあったのだが、
本作は、ライブという環境も関係したか、久々に個としてのBexのオルガンにも手応えの感じられるものになった。
振り返ればBexは、Liveで良い結果を残す傾向があり、私がかってにそう呼んでいるのだが、それが"一発屋" らしいところなのかもしれない。
感性面では、前世紀のオルガン臭は全くなく、典型的コンテンポラリー系とも言えるのだが、この分野の中道を行く主に米国系のオルガニストとは、全く
異なる経路から現れた感性は、他に似たタイプはおらず、ワン・アンド・オンリーと言えるだろう。
実力者でありながら、低知名度、不人気である現状が残念。

その他のEmmanuel Bex関連作は → こちらから

             
             Thomas Moeckel, Emmanuel Bex, Mike Turtle "Andalusia" (Atlantis Basel 1993)

JAZZ-organ 156
Emmanuel Bex
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