前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Bryan Baker / The Lacuna Variations

   Bryan Baker (ag, etc.)
   Released 17 December 2013 ?

   1. One
   2. Two
   3. Three
   4. Four
   5. Five
   6. Six
   7. Seven
   8. Eight

米国の若手ギタリスト Bryan Baker のアコースティックギターによるソロアルバム。
例によってジャケットには、タイトル、本人名、曲名以外のクレジットが一切無く、担当楽器も推測でしかないのだが、基本的にソロであり、極部分的に
PC Programmingあるいはシンセサイザーと思われる音も入るのだが、それもあくまで効果としてといった感じで基本ギターソロアルバムである。

アルバムタイトルは "ラクーナ変奏曲" とでも訳すんでしょうか?、何やらクラシックのアルバムみたいなタイトルですが、内容の方もクラシックギターと
思われるナイロン弦の響きで全編通している。
この人もある時は、エフェクトギンギンのロックテイストのプレイを見せたり、またある時はコンテンポラリー系のしかも最先端のJazzの響きを見せたり、
かと思うと本作では、技法とともにクラシカルな響きを見せたりとなかなかその正体を掴みきれないものがあるのだが、それでもそこには方向性がはっきり
しないとか、自分が無いといったような負のイメージは不思議と無く、音楽はいずれも深いところまで突っ込んだものと感じとれるのは、我々常人とは全く
異なる視点と幅広い音楽性を備えている故なのだろう。
私も今までクラシック系のギターをまともに突っ込んで聴いたことは無く、確かな評価などできるわけも無いのだが、ロック、ブルースそしてジャズのギター
をそれなりの数をこなしてきた駄耳にも、ある深度まで到達したものにしか出し得ない響きを感ずるのである。そこを説明せいと言われても説明しようがない
のだが、極めて感覚的なもので、無理にことばにしてしまえば嘘になる、音楽とはそういうものだろう。
そもそもことば、文字で説明、表現ができるぐらいなら、そこに音楽としての存在価値はなくなってしまう。

Bakerの音楽にも掴みきれないながらも何らかの方向性があるように、受け手である自分にも絶えず変化しながらではあるがある方向性があり、それは
現在のところ違う部分も多いのだが、ある部分においては驚くほど一致するところもあるという稀なミュージシャンでもあり、やはり目の離せない存在だ。
ただし、Bakerの音楽は衝撃的だったデビュー作 "Aphotic(2005)" から現在までの流れを見ていると、私の求める方向性からは、外れていく傾向があり、
この先どう変化していくのか予測はつかない。このまましばらくストーキングしながら様子を見て行くことになりそうだ。

JAZZ-guitar120
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