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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Crime Scene / Terje Rypdal

Crime Scene

Terje Rypdal (g)
Palle Mikkelborg (tp)
Stale Storlokken(Hammond B3)
Paolo Vinaccia (ds, sampling)
Bergen Big Band: Directed by Olav Dale
Recorded May 2009 at Nattjazz Festival, Bergen  (ECM 2041)

ノルウェーの実験的精神あふれたベテランギタリスト Terje Rypdal(B1943) の最新作。
タイトルのCrime Sceneは、そのまま訳せば犯罪シーンとなりますが、何やら物騒なタイトル
ですなぁ。まあ、こういうタイトルをつけようという心根がまずいいですねぇ。
全14曲中13曲がRypdalのオリジナルで、このジャズフェスのために "Crime Scene" という
大題のもと、全て用意された曲であるようだ。

2006年リリースの前作 "Vossabrygg" はMilesトリビュート作だったが、本作は、Rypdalが
大きな影響を受けたColtraneをテーマとして、活動を共にしてきた旧知の仲間で脇を固め、
さらに同じく仲間のOlav Daleが指揮するBergen Big Bandが加わり、Rypdalの大キャンバス
の上でビッグスケールのライブショーが展開される。
organ好きの私としては、StorlokkenのorganチェックとベテランRypdalの状態チェックと
いう仕事が購入の大きな目的であったわけですが、Big Bandをバックに大がかりでトータルな
サウンドで勝負というのが本盤の方向性ということで、個々のソロをたっぷりというわけには
いかず、思うような仕事はできませんでしたが、それでもこのファンク、ロック、フリー
ジャズが撹拌されたような意欲的ビッグスケールのサウンドを聴くにつけ、60代後半になると
いうRypdalのヒートアップしたプレイも入り、変わらぬ実験意欲を確認できたことはうれしい
限りであります。それにしてもこの40年代生まれのguitaristは、他にもAbercrombie,
McLaughlinなどいますが、人生の先輩とも言えるような年令の彼らが前向きな姿勢を維持
しつつ、こうも意欲的なアルバムを出している状況を見るにつけ、勇気づけられるものがあり
ますねぇ。
Storlokkenの脇役に徹し、計算されたorganも、本盤のコンセプトをより確かなものとする
ため大きな役割を果たしています。
Milesを想わせるMikkelborgのtp、そしてこのビッグプロジェクトの推進力を生み出している
Vinacciaのdsと言葉のサンプリングもいい味付けをしています。

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Terje Rypdal
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