前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

Archie Shepp - Chet Baker 5 / In Memory Of

In Memory of  Archie Shepp (ts, voc)
  Chet Baker (tp, voc)
  Horace Parlan (p)
  Herman Wright (b)
  Clifford Jarvis (ds)

  1. Dedicated to Bessie Smith's Blues
  2. My Foolish Heart
  3. Confiemation
  4. When Lights are Low
  5. How Deep is the Ocean
                     6. Old Devil Moon
                     7. My Ideal

1-3) Recorded March 13th, 1988 during the 21 st German Jazz Festival at Kongressalle, Frankfurt, West Germany.
4-7) Recorded March 14th, 1988 at New Morning, Paris, France. Studio PEE WEE
CDLR 45006 (Sound-Service)

Archie Shepp(B1937) と Chet Baker(B1929)、どちらも好きなミュージシャンだが、感性面でこれほど合わないと思えた2人だっただけに、
過去、同じ流れの中でこの2人のCDを聴いたことも無かったというぐらいの2人である。なのでこのアルバムに出会った当時は、結構な驚きだったと
記憶している。

そんなわけで、合わない2人がやってるのだからいいわけがないと思ったものだが、単独で聴けばどちらも好きな2人なので、全く期待しないながらも、
とりあえず聴いておこうといった極めて消極的なゲットだった本作である。

SheppのテナーとChetのトランペット、2人の感性が放出するテクスチャーは全く異質である。そして本作では2人ともに同曲ではないがボーカルパート
があり、これがまた対極同士の違いを違いを見せる。どす黒いブルース感と土の匂いも漂うShepp、そして中性的でクールな白人臭いっぱいのChetと
両者ともに相手の感性の質に合わせようといったそぶりは微塵もなく、いつも通りの両者なのだが、全体として聴けば、特に不快な違和感といったような
ものもなく、何となく馴染んでしまっていると思えるのがふしぎなほどである。

久しぶりに聴いたSheppとChet、録音日を見ればChet最晩年の音になるんですね。共にある時期から欧州へと活動拠点を移した2人、それぞれ漂わせる
異質の哀愁が重なり妙に染みる。

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In Memory Of

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Comments

Edit
Archie Shepp のブキブキした重いサックスも好きです。
この二人の織り成すモノってどんな感じか、想像しにくいですね。
手に入れなくてはならなくなりました。

80年代の Chet は、もう何処で、何を録音しているのか想像もつきません。きっとお宝が一杯埋まっているでしょう。
EditRe: タイトルなし
共演して音楽が成り立つのかなと思えるぐらいの2人なので
こうしてCDがあるのが不思議な感じですね。

全く異質の感性の2人ですが、共に欧州に流れていったというあたり、
もしかしたら何かその辺に通じるものがあるのかもしれません。
2人はベストの状態ではなく、内容的には特筆すべきものはないのですが、
共に長年つき合いのある私にとっては、その2人の最初で最後の共演、
やはり意味のある一枚です。

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