前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Bryan Baker / This Morning Day

This Morning Day  Bryan Baker (g, programming, producer, composer)
  Released 06 January 2010

  1. Teeth
  2. Silverlake
  3. The Boy Solider, the Lynx
  4. Patient Roark
  5. Solace Like Statuary
  6. ((4157))
  7. you Should See Your Lips Move
  8. Limberlost
                     9. Prime

以前、オルガンのBrian Charette絡みでYou Tubeの動画で出会ったギタリトの Bryan Baker、ちょっと気になるところもあり、その後、動向を追うなど
情報収集しておりましたが、特異な感性と強変態性など、知れば知るほどますます私的気になる存在となってました。
メジャーなミュージシャンとの共演もあまりないこともあり、一般にその存在を知られる機会も少なく、また日本国内にもCDなどは、ほとんど流れてきて
いないといった状況から、日本では低知名度の代表と言ってもいいようなギタリストになっているようです。
そんなわけで、日本でもCDが入手しやすい状況になるかしばらく様子を見ていたのだが、状況は一向に好転しないこともあり、今年に入ってから、しびれ
を切らして直に本国からゲットとなったしだいです。

本作と同時に入手した他作もありますが、いずれも自主制作になるのでしょうか、ジャケットのつくりは極めてラフ、タイトル以外には、本人の名前と曲名
のみ、その他は一切クレジット無しというあたかも海賊盤であるかのような怪しいつくりは、誠にこの男らしい。ジャケットも何となく怪しげだし、いろいろ
動画を見ても真っ当な輩には見えないのだが、バークリー出身の超エリートでもある。
そんなことで、スタッフ構成やら担当楽器など、わざわざ調べる羽目になってしまいましたが、やっとわかったのが上記の本人の担当楽器のみぐらい。
Baker自身が全てを担当し一人芝居でもやっているのかと、一聴してみればベーシックな部分ではPC打ち込みと彼のギターとなっているようですが、部分的
にはサックスやら生ドラムも入っているようで、全くの一人芝居というわけでもなさそうです。

本作に関しては、共演者との対話の中から何かsomethingを生み出すといったような考えはなかったようで、頭の中に完全にイメージとして出来上がって
いたものを表現したということで、こういった形をとったと思われますが、そこにはストーリー性のようなもの、そしてアルバムを通して一貫したものも
感じられる内容となっている。
テーマメロディーのテイストそして間でのソロフレージングなど、常にダークな緊張感を漂わせるその感性には、やはり特異なものが感じられるのだが、
新しいものを生み出すという点で、そのジャンルにこだわらない姿勢も私的には大いにマルだ。
超高速フレーズも難なくこなすプレイは技術面でも高いものを感じますが、テクニシャンタイプにありがちな、常に音数多めで、のべつ幕無し弾きまくると
いった悪いパターンに陥るといったこともないプレイからは、ワザの使いどころを制御できる創ることへのはっきりした意志とともに、大きな可能性も感じ
られる。

それにしても裾野の広いギター界、時にとんでもない輩が潜んでいるという世界で、人材難で苦しむオルガン界から見れば誠に羨ましいはなしなのだが、
我々リスナーからすれば、末端の方まで全てをカバーしていくというのはなかなか大変なシゴトだ。
例によって今回もしばらく追いかけてみることになりそうだ。

             
             Bryan Baker(g), Bryan Ladd(b), Nick Falk(ds)

JAZZ-guitar 114
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