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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

In the Grass / Marc Ducret & Bobby Previte

In the Grass

Marc Ducret (eg, fretless eg, baritone eg)
Bobby Previte (ds, p, keyb, electronics)
Recorded September 11-12, 1996 at Feedback Studio, Vienna Austria
ENJ-9343-2(enja)

先に紹介した"My Man in Sydney"で出会ったMarc Ducretをターゲットとしての購入。
Marc Ducret は、57年パリ生まれの、変態派ギタリスト(そんな派あるのかなぁ)。
Bobby Previte は、ジャンルを超えた広い活動をしてきたフリー系ドラマーであり作曲家
としても有能である。

全10曲は、全て2人のオリジナルと思われる。

まず、このお洒落な感覚とは、対極にあるような2匹の蛇らしきものが入ったジャケットに
胸騒ぎを覚えます。極彩色のドギつさとハ虫類は、アブノーマルなものをイメージさせます
が、同時に現実のリアルな世界も呼び起こさせ、このイメージは、本盤での彼らの音楽の
イメージにもそのまま繋がっているかのような内容です。

本作は、フレキシビリティーの高いデュエットというフォーマットにて、 異端とも言える
2人のインプロバイザーが、複数楽器を使い分け、ありとあらゆる技法を駆使し、何でもあり
の、まさに何が飛び出してくるかわからないという展開は、フリーフォームジャムとでも言っ
たらよいのでしょうか。
デュオというと静かな対話ものが多く、そんなイメージを抱くが、そんなものは1曲目で吹っ
飛んでしまう。早くもDucretのハードトーンのギザギザフレーズが飛び出し、それに瞬時に
反応していくPreviteのdsもめまぐるしい変化を見せる。
鳥の鳴き声やら電子音らしき日常の音を模したような音が入る箇所もあり、非日常的な中にも
ふと日常も想起させ、シュールな空間を創り出しています。
互いの閃きが更なる閃きを生み、激しく、時に静寂に、予測不能の展開からは、シリアス、エ
キセントリックなシーンも見え隠れする。

Ducretのギターは、一聴してラフなイメージを抱くが、全てしっかりした技術に裏打ちされた
精緻に制御された表現である。破綻しかねないほどの激しいプレーの奥で、それを冷徹にコン
トロールする目を持つのがMarc Ducretという仕事人である。

世間は、ゴールデンウィークの真っただ中ではありますが、そんな世間のハッピーな状況に反
して、昼はお仕事、夜は遅くに、こっそりと変態ギターの記事をUPするという図はどうなんで
しょうかねぇ...............うーむ。

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Marc Ducret
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