前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Jesse Van Ruller / Catch !

  Jesse Van Ruller (g)
  Roy Hargrove (tp.flh - 2, 4 ,6)
  Karel Boehlee (p, fender rhodes - except on 5)
  Fans Van Geest (b)
  Martin Vink (ds)

  Recorded at Studio Le Roy by Chris Weeda, July 2000.
  UCCJ-1001 (Blue Music)

  1. The Secret Champ
  2. New Feet
                     3. Silent Blue Hour
                     4. Victory
                     5. End of a Love Affair
                     6. Ever After
                     7. Harry's Ears
                     8. My Ideal
                     9. Ever After

前回に続き今回も Jesse 聴きの流れの中での一枚。
Jesseのオリジナル7曲を含む全9曲という内容で、彼の3rd アルバムとなっているが、ちょうど本作がリリースされた当時は、95年にモンクコンペ優勝者
として注目がまだ続いていた中、前2作が本国でのリリースから、かなり遅れて日本に入ってきたのに対し、本作はタイムリーに日本でのリリースもあった
ということで、リアルタイムのJesseが聴けるアルバムとして、速攻でゲットした記憶もある。

冒頭M1 "The Secret Champ" は "Circles" にも収録され、Yahelのオルガンが快調にキメていたが、ここではBoehleeのローズがノリのいいファンキーな
曲調にフィットしたプレイを見せている、Jesse のギターもオートワウを使い、自身3作目の冒頭を飾るにふさわしい印象的なトラックに仕上げている。
当時、これを聴いた時は、Jesseにチャレンジの姿勢も見えたことに、まずは納得でした。
Jesseがゲストに招いたRoy Hargroveのために書いた、特にM4 "Victory" などでは、作曲面での高いセンスも見え、スリリングな一曲となっている。
アルバム中唯一のトリオ曲M5 "End of a Love Affair" などを聴くと、この男やはり巧い。もちろんそこだけで評価はできないが、豊かな歌心と独自性と
いったあたりのものが、通常レベルを軽く越えていると感じられ、やはり限られたギタリストと思えるのである。

今回、Sam Yahel 集中聴きから、関連で、Jesse Van Ruller(B1972) の過去作も聴く機会ができたのだが、こうしてあらためて彼のギターを聴いてみると、
やはりなかなかのポテンシャルも感じられるその能力も再確認したしだい。近年、後続の多くのコンポラ系ギタリストの出現もあり、話題になることも少な
くなってきた感もあり、またより伝統を意識するといった点で若干、彼らとは現在のギタリストとしての立ち位置に違いはあるのだが、彼らと比べ、能力面
で引けを取るような部分はなく、年令的にも、もう一仕事も二仕事もやってもらいたいし、またそれができる男でもある。
スタイル的に完成されたとも思えるギタリストだけに、停滞感も感じてしまう部分はあるのだが、今まで無かった自分を引き出すためにもチャレンジしてほ
しいギタリストだ。常にチャレンジし前に進む姿勢、その中に身を置くことはアーティストとしての宿命、これだけは失ってほしくない。

ハツラツとした感もある本作での Karel Boehlee ですが、この後の彼は、コマーシャルベースに乗った作品を連発し、評価を落とした感もあるのは残念な
気もする。プロデュースサイドの姿勢に安易に迎合しない、音創りへの強い意志と姿勢もアーティストには不可欠だ。

JAZZ-guitar 107 amazon quick link
Jesse Van Ruller
スポンサーサイト

Newer Entry201402-5

Older EntryJan Menu / Mulligan Moods

 

Comments

Edit
これロイちゃん参加の曲カッコいいんですよねぇ。
よっしゃ僕も久々に聴いてみよう!
EditRe: タイトルなし
そろそろトリオ、クァルテットぐらいの通常編成で勝負した
リーダー作でも出してくれないかなぁ............などと思ってる人は
多いでしょうね。
期待してしまいます。

Leave a comment







1
2
4
5
6
8
9
11
12
13
14
15
16
18
19
20
21
22
23
25
26
27
28
29
30
> < 06