前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Unitrio / Page 2

page 2  Damien Argentieri (Hammond B3 organ)
  Fred Borey (ts)
  Alain Tissot (ds)

  as319 (altrisuoni) 2013

  01. Gil
  02. One Again
  03. Colintop
  04. Meeting with Chris
                     05. Mayapocal
                     06. Still Raining
                     07. 643
                     08. Petit Paradis
                     09. Sweet Song
                     10. No Nap

スイスのaltrisuoniから出ていたHammond B3 organ入りのトリオ編成のユニットということで、ちょっと気になっていたグループ、やっとチェックする
ことができました。あまり情報を持っておらず彼らに関して詳しいことはわかりませんが、このグループとしては前作 "Unitrio/Page 1(2008)" に続いて
2作目になるようです。
ジャケット表記では、3者同格で特にリーダーはいないようですが、一聴してみれば、このグループのカラー創出に大きく関わり、中心的存在になっている
のがオルガンのDamien Argentieri、どうやらフランス人のようです。
これまでオルガンは、だいぶ聴いてきてはいますが、この Damien Argentieri、なかなかデキます。新しいオルガンのスタイルを創り出す革命家という
タイプではありませんが、技術的な鍵盤さばきのキレはもちろん、このコンテンポラリー・オルガン・シーンの中で独自の感性を持ったそのオルガンは、
評価できるところだと思います。最初に気がついたのが基本となる音、ドローバーにより多彩な音の変化ができるオルガンは、そこに個性やセンスも表れや
すく、この独自の音を持っているというのは、良いオルガニストの基本条件みたいなものではないでしょうか。
やはり欧州の感性とでも言ったらよいのか、米国系オルガニストには無いそれはなかなか魅力的なものがあります。

Tissot曲4、Argentieri曲2、Borey曲4ということで全て彼らのオリジナルで固めた全10曲。
Argentieriの感性そしてオルガンのプレイから、おそらくこれまでに基礎としてクラシックをきっちりやってきたであろう、そしてそれが現在の彼のベース
となっていることも感じられますが、クラシックから移行してきた感性によくあるパターンで、技術面では優れているものの、音楽の質感として由緒正しい
一種の堅苦しさみたいなものがあって馴染めないといったような感覚はなく、クラシック以降に体験したであろう足取りが、音楽からも感じ取れ、そこに
一種の親近感も覚え、現在の状況から今後もその音楽に様々な色、匂いが付け加えられ、より豊かな表情を持った音楽になっていくことも想像されます。
いずれにしてもプチ楽しみな存在に出会えたことには、ひとまずの達成感があります。
Eddy Louissと同じフランスというあたりにも何かの縁を感じます。

Argentieriのオルガン目当てだったので、話がそちらに片寄ってしまいましたが、3者のレベルはいずれも高く、知名度も低いマイナーな存在ながら、なか
なかのハイ・クォリティーなトリオとの遭遇、うれしいところです。

毎度のことですが、Argentieriの全作チェックという不可避のシゴトができてしまったようです。

             

              ビアニストよりオルガニストとしての感性に魅力あり!

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