前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: oldies  

Jimi Hendrix / Message from Nine to the Universe

  Jimi Hendrix (g, voc)
  Billy Cox (b)
  Dave Holland (b-2,4,6,7)
  Buddy Miles (ds-1,2,8,9,10)
  Mitch Mitchell (ds-3,4,5,6,7)
  Jim McCartey (g-5)
  Larry Young (org-3,4)
  Larry Lee (g-10)
  Juma Sultan (perc-10)

  Recorded between March 1969 and March 1970
                     RECD1012 (Reelamation)

                     01.Nine to the Universe
                     02. Jimi / Jimmy Jam
                     03. Young / Hendrix Jam
                     04. Easy Blues
                     05. Drone Blues
                     06. Midnight Lightning Jam
                     07. Highway of Broken Dreams
                     08. Lonely Avenue Jam
                     09. Lover Man
                     10. Trying to Be

その昔、ロックからブルースそのものへと気持ちが向き始めた頃、Jimi Hendrixはやはり特別な存在だった。彼はロック・スターだったが同時に天才的ブル
ースマンでもあった。やがて時は流れJazzの世界へと流れ込んでいった私は、自然、ブルースやロックを聴く機会も徐々に減りJimiの死後、コンスタントに
リリースされ続けるアルバムにも手を出すことはなくなっていたのだが、唯一ずっと気になっていたのがLarry Young(B1940〜78)とのセッションが入った
音源。そのYoungとのセッションが入った本作は、80年頃、上記01〜05の5曲入りLPとしてリリースされたのだが、購入のタイミングを逃してしまったこ
ともあり、そのままになっていたのだが、しばらく前、ボーナス音源が5曲プラスされたCDとして出ていることに気づきゲットとなったしだいである。
しかしながら本作、よく見ればJimi関係の著作権を持っているはずのExperience Hendrix社からのリリースではなく、怪しさもあるという代物なので、また
いつ市場から姿を消すのかわからないということもあり、もしその気がある方は、早めに手を打ったほうがよいのかもしれません。

さて、内容の方ですが、こういった代物なので音の方は決して満足できる状態ではなく、その辺、割り引いて考えないといけませんが、それでもちょっと
内容的に満足できるというものではなかったというのが一聴しての率直な感想でしょうか。かつて心惹かれたJimiを上回るようなものはなく、目当てとして
いたYoungのオルガンにも冴えは見られず、ちょうど時期的には"Lifetime" とかぶる時期ですが、その後の混迷機を暗示するかのような迷いも感じられます。
もっとも、2013年今現在、その後、いろいろな音を通過してきた耳で聴くので、40年以上前の音が色褪せて聴こえてしまうのは、いたしかたないことなの
かもしれません。もしリアルタイムで聴いていたら、おそらく印象もだいぶ違っていたのかもしれません。

Jazzを含め、こういった時代と密接なつながりをもって生き続ける音楽は、どんなにすばらしいものでも、時とともに色褪せてゆくのは避けられません。
宿命です。だからこそ、最も輝きのあるその時、リアルタイムで出会いたい、そして今現在リアルタイムでしか出会うことのできない音達との出会いを大事
にしていきたいと、そんなことをつくづく思わされた本作との出会いでした。

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Jimi Hendrix
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Comments

Edit
J Worksさん

こんばんは、今年も10日余りとなりました。

Jimi Hendrix、Larry Young、この組み合わせにはワクワクしますね。Dave Hollandは分かりますが、Buddy Milesのドラムには違和感が。
JimiはGil Evansとの共演も計画されていたという話もあるし、長生きしてジャズ・ミュージシャンとのアルバムを作って欲しかった人ですね。
 
それにしてもLPでの音の悪さは許せるのですが、CDでの音の悪さは許せない、何ででしょうね。
EditRe: タイトルなし
こんばんは

Jimi とLarry の組み合わせは、悪かろうはずがないというイメージが
頭の中で勝手につくられてしまっていたので、それだけに、ちょっと
もの足りない感も大きくなってしまったようです。
2人とも、若くして亡くなっているので、そういったイメージを
膨らませやすいという下地ができていたのかもしれません?
しかし、過去に強く影響されたミュージシャンであることは事実、
これにより自分の中での評価が変わることはありません。

LPはアナログ、手作りの音としてのイメージがあるので、
そこにある出来、不出来は、言わば人のシゴトの範囲として
許せるものがありますが、CDはデジタルの音、そこは出来、不出来
の無い失敗の許されない世界といったものをイメージしてしまいます。
なので、本音は、全てレコードにしたい。
しかし、レコードでは無いものがほとんど、仕方ありません。

as のレベルアップ、正月休みは絶好の機会、がんばりましょう!

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