前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Gordon Grdina / No Difference

No Difference  Gordon Grdina (oud, guitar, bowed guitar) 
  Mark Helias (b)
  Kenton Loewen (ds)
  Tony Malaby (ts)

  Recorded at Water Music, Hoboken NJ, June 13, 2012,
  except 1 and 5 recorded in concert
  at Shapeshfter Lab, Brooklyn NY, June 14, 2012
  SGL 1603-2 (SONGLINES) 2013

  1. Hope in Being
                                2. Limbo
                                3. The Throes
                                4. Leisure Park
                                5. Fast Times
                                6. Nayeli Joon
                                7. Cluster
                                8. Fierce Point
                                9. Visceral Voices

今週10日の日にJim Hallが旅立った。
ついこの間まで元気に活動していたはず、年明け早々には来日予定も組まれ、タイミングが合えばぜひなどとも思っていた矢先のことで、あまりに急な一報
に頭の中の対応がうまくできていない。今を生きる多くのギタリストに何らかの形で影を落としている彼の存在は、地味ながら極めて大きなものがある。
彼を偲び1枚聴いて、ついでに記事をと思ったが、こうしてあらためて彼のギターを聴き、この場に適当なことばが見つからなかった..............やめときます。
長い間ごくろうさま、そしてありがとうJim Hall!

代わりに、ここ1週間ほど関わっていた1枚にします。
Gordon Grdinaは、カナダ出身のギター &ウード奏者。
師匠 Gary Peacock とそれにPaul Motianとを加えたトリオによる2006年作 "Think Like The Waves" では、無国籍感も漂う挑戦的なサウンドでは
あったが、いまいち馴染めず、しばらく放置状態にしてましたが、今回はMark Helias と Tony Malaby のおなじみ Open Looseコンビが参加している
新作ということで、懲りずに再度チェックすべく手を出してみました。それにしても、暗いジャケット.............ちょっとテンション上がります!

内容は、全てGrdinaの手による全9曲。
冒頭1曲目で、いきなりのウードによるソロ曲が飛び出し、またもやつき合いにくそうな気配、プロローグといったつもりなのでしょうか。
彼の出自等に関する詳しい情報は全く持たず、ただこうして彼の音楽のみを聴いているわけですが、前述作でも感じていたように本作にも、濃い民族音楽的
要素が流れており、唯一知っているカナダ出身というあたりから、ここに至るまでの経緯がよくわかりません。
本作に興味を持ったのも、そういったGrdinaの感性とメキシコ系であるMalaby(B1964)がクロスしたら、何かおもしろいものが生まれるかもといったと
ころでしたが、本作ではギタートリオを基本にしてMalabyはゲスト扱いで、参加曲が少ないというのは非常に残念なところでした。
本作においてもGrdinaのギターそして音楽は、以前持った印象と同じくなかなか掴みどころがなく、実体がよく見えないというのが正直なところです。
が、たまにオッとするようなフレーズも飛び出したりして、何かほかにもあるんじゃないかなどと思わせるあたりが、何とも捨てきれないというか困った
ギタリストです。ドロドロと言っていいぐらいのダーク、それに独特の哀愁が加わったその感性は特異なものがありますが、やはりMalabyが参加している
t3 "The Throes" やt9 "Visceral Voices" の方が、そういった彼の魅力とするところがより引き出されているように思える。
この機会に放置していた盤、その他も再チェックしてみたい。
それにしても、この根暗哀愁男は、清く正しく明るい音楽に指向のある方には、とてもおすすめできそうにない。


          
          Gordon Grdina-guitar, kenton Loewen-drums, Tommy Babin-Bass

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Gordon Grdina

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