前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Emmanuel Bex / Conversing with Melody

  Emmanuel Bex (piano, organ, vocal)

  Rec. ?
  NV 800911 (Naive) 2004

  01. Bleu comme le ciel
  02. Tropismes
  03. Michel Graillier
  04. Parlez-moi d'amour
  05. Menilmontant
  06. Enfance
                     07. Une vie simple
                     08. Golden errings
                     09. Manoir de mes reves
                     10. La belle vie pour Maurice

個性派 Emmanuel Bex(B1959)のピアノとオルガンの多重録音による一人デュエット。
Bexは、これまでのほとんどをオルガニストとして活動してきており、ピアニストとしてのアルバムは、唯一"Jazz(z)"(別頁あり)があるのだが、ここでは、幼
なじみでもある Jean-Phillippe Viret(b)と御大Aldo Romano(ds)という強力な2人を従えてピアニストとしてもセンスあるところを見せてくれたが、やはり
しっかり軸足をオルガンに置いた、本職のオルガニストである。

冒頭に個性派と書いたが、彼の感性には他のどのオルガニストからの影も見当たらない。強いて言えば、わずかに音使いの面で同じフランスということで何
らかの関わりもあったと思われる先輩オルガニストEddy Louis(B1941)の影響も感じられなくもないのだが、そんなワン・アンド・オンリーなBexは、繊細
な音の使い分けが、彼のオルガンの特長ともなっているが、一方、大胆さと先進性も併せ持っており、そういったトータルな能力で高いものがあると感じて
きたオルガニストである。
本作は、一人デュエットという形をとりながら、そんな彼の繊細な面がよく出た一作となっているように思う。多彩な音使いのオルガンと小粋で繊細なタッチ
のピアノとが織り成す音世界は、適度なスイング感がつくり出す心地良さとともに、やはりフランスの香りが漂う。

彼の持つ長所でもあるはずの多彩が、本作の方向性のように、アルバムごとのカラーにバラツキを生み、ひいてはアーティストとしてのイメージの散漫さに
つながるといったような状況も見え、ファンが定着しにくい要因ともなっていると思える。そんなことが、高い能力がありながらも、いまいち認知度が低い
といった状況を生み出しているのかもしれない。


             
             Jazz - Performance en juin 2008 aux Ecuries de Baroja - Ivan Landrieu:Réalisation


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Emmanuel Bex
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