前向きに Jazz!

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Category: piano (第3期)  

Sean Wayland / Live at Wangaratta 07

  Sean Wayland (p)
  James Muller (g)
  Matt Penman (b)
  Jochen Rueckert (ds)

  Recorded live at Wangaratta 2007
  自主制作 (2009)

  1. Honeycombs
  2. Little Bay
  3. Trane Plus Molly Equals Countdown
                     4. Boxing Day
                     5. Arc Etude

オーストラリア出身の鍵盤楽器奏者Sean Wayland(B1969)がピアノ一本で勝負という本作は、Wangarattaという場所でのジャズ・フェスにおけるライブ
になっている。
例によって自主制作ということで、スタジオ・ワーク、アート・ワークともに手作り臭が目一杯漂うつくりとなってますが、中味の方は、ギターに盟友の
James Muller(B1974)の他 、Matt Penman (b)、Jochen Rueckert (ds)という鉄壁の布陣。

冒頭1曲目 "Honeycombs" からMullerのノリのいい鮮やかなギターワークが飛び出し、グイグイ盛り上げていきます。続くWaylandのソロも、彼がピアニ
ストとしても一流であることを十分感じさせてくれますが、こういったノリのいい展開だけでなく t2 "Little Bay" などでのスローな展開におけるリリカル
な表現もなかなかイケてます。
時に絶妙の刺激も交えながらのしっかりしたリズムセクションに支えられながらの、WaylandとMullerのソロ交換(Mullerはソロ3曲参加)は、終始適度の
緊張感をキープしながらクールな中にもホットに展開していきます。
このクールな中にホットなという変な表現をしましたが、このあたりが彼ら2人に共通した感性の印象として受け止めているところで、非常に現代的な感性
を持っていますが、そういった感性の持ち主に多くあるクール、無機的、ダークといった方向に走り過ぎることなく、モダンでありながらも根底に潜むラフ
でブルーな、時に荒々しさなども垣間見せるといった感性は、音楽にも見通しの良い明快さをもたらし、いわゆる米国ブルックリン系に多く見られる感性と
は、微妙に異質なものを感じる。こういった感性の質は、もしかしたら彼らに共通しているオーストラリア出身という血の部分も関係しているのかもしれな
い。
3曲でのソロ参加だが、Mullerの躍動感に溢れたギターが存在感を出している。


            
            James Muller solo on jazz standard tune with Sean Wayland group at 55 bar NYC april 2008
            with Matt Clohesy (bass) and Henry Cole (drums)

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Sean Wayland
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