前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Matthew Von Doran / In This Present Moment

  Matthew Von Doran (eg, ag)
  Bob Mintzer (ts-2)
  Bob Sheppard (ts-1, 4)
  Roger Burn (vib-2, 7)
  Larry Goldings (org-3, 5, 9)
  Charlie Ewing ((eb-8)
  James Genus (b-2)
  Jimmy Harslip (b-7)
  Darek Oles (b-1, 4, 6, 10)
  Marcus Baylor (ds-2, 7)
  Terri Lyne Carrington (ds-3, 5, 9)
  Peter Erskine (ds-1, 4, 6, 10)
                          Gary Novak (ds-7)

                          Recorded October 15th thru 21st, 2003 at Castle Oaks Studio in Calabasas, California
                          Eng.:Rich Breen
                          BCAT1001 (B CAT Records) 2004

                          01. Balance
                          02. Critical Mass
                          03. Swang
                          04. Measure Once
                          05. Z
                          06. Trick
                          07. Vanity Strikes
                          08. Cable
                          09. EX Nihilo
                          10. Somewhere Before

今回が初めての出会いとなるMatthew Von Doran(マシュー・フォン・ドラン)のリーダー作だが、情報が無く、他にもリーダー作、参加作があるのかは不
明。そんなまったく知らないギタリストに手を出すきっかけとなったのが、全10曲Doranのオリジナルで固めていることとLarry Goldings(org)の参加。
加えてこのあまり他で見かけないようなブルーな雰囲気の見開き式で凝ったつくりのジャケットに軽く後押しされてゲットとなりました。
フタを開けてみるまで、吉と出るのか凶と出るのか全くわからないこの期待を伴うドキドキ感を味わえることも初物買いの楽しみとなっている。

さて、そんな初物のギタリストDoranですが、強い個性で弾き倒すといったハデさは無く、やっぱりこのジャケットのように、どこか影をひきずっているよ
うな印象も残り、それが味となっているようなところがなきにしもあらず。製作サイドもその辺を狙ってのこのジャケットなのかなぁなどとも思えてしまう
のだが、総じて地味ながら、繰り返すとジワ〜っと染み込んでくるようなスルメのような存在だ。決して高い肴ではなく、あくまでコップ酒片手にしゃぶる
スルメの感じだ。変な例えでDoranには悪いが、彼のギターの印象はそんなところか。折角いいものを持っているのに、押しの弱さが災いして、それを前面
に押し出せない.............強者ぞろいのギター界でうまく生き抜いていけるのか心配にもなってしまうが、自信を持ってドンっと行ってほしい。

T10 "Somewhere Before" での哀愁漂うアコギの響きが染みる。もしかしたら彼の感性の質が最も表れているのがこの曲かも.....................。

そんな地味な流れの中でGoldingsのクールでモーダルなラインが結構しっくりとはまっている。Terri Lyne Carringtonのドラムスで全てトリオ編成だが、
3曲しか参加してしてないのがもったいない。

JAZZ-guitar 88
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Comments

Edit
この人は聴いた事無いです。
基本どんな音なんですか?
メンバーから見た雰囲気とセミアコ持ってる所から、
案外フュージョン系も想像出来ますね。
でも、J worksさんが購入したと云う事は単純なフュージョンじゃないのかな?
EditRe: タイトルなし
本作では、音加工もあまりせず至極真っ当なJazzをしてますが、
フュージョン系を経てきた痕跡は、多分に感じられます。

無名の新人にしては、豪華なバックと凝ったジャケット、
レーベルの期待も見えてくるようですが、
私的には、地味にいった方が彼の持ち味が生かせたような気が......
紙一重のところで、その後が大きく変わっていくのが
人生というものなのでしょうかねぇ(しみじみ)。

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