前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Marc Ducret / La Theorie du Pilier

La Theorie du Pilier  Marc Ducret (guitars, mandolin)
  Michel Benita (bass)
  Aaron Scott (drums)
  
  Recorded at Studio Charles Cros, date not given, circa 1987
  LBLC 6508 (Label Bleu)

  01. A Quiet Life
  02. Peau d'Ane
  03. Une Langue Vivante
  04. Capitaine Jim
                    05. La Theorie du Pilier
                    06. God Must Be A Boogie Man (Joni Mitchell)
                    07. Sourire
                    08. Toutes les Nuits

現在の暴力性と狂気に満ちたMarc Ducret(B1957)の現状に変化した当時の状況を確認すべく、あらためて彼の過去盤などを聴き直し、検証作業などをして
おりましたが、ちょうど良い機会でもありますので記事としておきます。

87年トリオ作となる本作ですが、現在の正常性を欠いたとも言える彼のギターからは想像しがたいほど、音楽はノーマルであり、明るさとともに、時に爽や
かささえ漂うものとなっている。
彼のギターに悪魔が巣食う直前の、正常がまぶしくもある本作だが、こうしてこの近辺の時期の作を聴くと、彼の変貌してゆく様子が見え、誠に興味深いも
のがある。

彼は、影響を受けたギタリストとして John Abercrombie(B1944), John Scofield(B1951), Pat Metheny(B1954)など、ちょっとだけ上の世代の先行す
る彼らを意識していたようだが、本作時代のDucretのギターには、フィンガリングにおいてかすかにMethenyの影が見えなくもないのだが、誰から特に強
い影響といったものはなく、この時点で既に独自性が確立されつつあることが確認でき、何よりもその独創性こそがミュージシャンとして彼を評価している
最大のポイントとも考えている。

以前、この時代の貴重な映像として89年のライブ音源を紹介したことがあったが、メンバーも本作とはドラムスのみが違うだけのトリオということで、この
時代のDucretを知る材料として非常に貴重な資料となるので、あらためて紹介しておきます → こちらから

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Marc Ducret
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Comments

Edit愛聴盤でした
こんにちは!
レコードで持ってましたが、今は何処へ・・・・・
で、動画ご紹介のライブを私は大阪で聴きました。
当時はバブル経済へ向かう中、招聘先もお金があったのでしょうね、無料のライブでした。
非常に楽しめた演奏でした。
マルクのダブルネックギターが良かったですね。
動画のご紹介、感謝いたします:)
EditRe: 愛聴盤でした
こんちは、どうもです。

本作がリリースされた当時は、世の中は完全にCDへ
移行していくといった雰囲気がありましたねぇ。
判断を誤った私は、LPを全て処分という取り返しのつかない
ミスをおかしてしまったこと、今でも悔やんでおります。
本作は、後にCDで買いましたが、未だに生き別れになって
いる盤が多数ありますが、再会は叶わないでしょうねぇ、たぶん。

80年代末期のDucretを生で体験されているとのこと、
なんともうらやましい限りです。
国内でこれを体験しているJazzファンもわずかでしょう、貴重な存在ですねぇ。
できることなら、そこにタイムスリップして自分がいたかった!

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