前向きに Jazz!

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Category: guitar (第2期)  

Carolino-Delgado-Frazao / TGB

 TGB-2.jpg

Sergio Carolino (tuba)
Mario Delgado (eg, ag, dobro-8)
Alexandre Frazao (ds, melodica-3)

Recorded by Nelson Carvalho, August 2003 at Xangrila Studios, Lisbon
CF023CD (clean feed) 2004

01. Pipa Baquigrafo
02. 3.4.7
03. Inercia
04. Pascoal Joins The Dark Force
05. Lilli's Funk - Intro
06. Lilli's Funk - Theme (to Liliana)
07. Brilliant Corners
08. SO
09. Un Poco Loco
10. Black Dog

チューバのSergio Carolino、ギターのMario Delgado、ドラムスのAlexander Frazaoの3人によるバンド "TGB" による本作だが、一応Mario Delgadoを
目当ての購入。このグループ名の "TGB" はTuba(チューバ)、Guitarra(ギター)、Bateria(ドラムス)の頭文字をとったようだ。

内容は、メンバーがそれぞれ持ち寄った曲、ジャズメン曲、ツェッペリン曲他で全10曲。

ベースレスの変則編成ということで、あまり小回りもきかないといったイメージもあった楽器 tubaのSergio Carolinoがソロにベース役にと出番が多くなっ
ているのだが、その表裏一体となっての動きを見せるギターのMario Delgadoも同様の役割分担をしながらの展開で成り立っているといった音楽だ。

Mario Delgado(B1962)については、ポルトガルということもあり情報不足で過去がよくわからないところもありますが、本作でのギターワークから、その
エフェクターでの音処理などを含めて判断すれば、ロック畑出身者かとも思えますが、ジャズ・ギタリストでも元々ロックをやっていたという人は山ほどお
り、それは特別なことではなく、ごく普通のことですが、やはりポルトガル出身という血の部分が関係しているのでしょうか、その感性には、独特のものが
あり、私が初めて彼のギターを聴き、心惹かれたのも多分にその辺が関わっていたと思います。

そんなMario DelgadoのTGB名義のこの本作、彼目当てでの購入でもあり、どうしても彼中心に聴いてしまいますが、
私が初めてDelgadoと出会ったCarlos Barrettoトリオでの初期作 " Lokomotiv(2003)" や "Radio Song(2002)" などで見せていた適度なダークさと和み
のないトゲトゲしたシリアス感など一種の刺激臭も放つギターは、影を潜めており、このグループの音楽的方向性も見えにくいといった印象もあるのだが、
理屈はともかく何よりも単純に音楽としての魅力が伝わってこないというのが問題なのだ。
変則編成のこのトリオも、デビュー作ということで、まだ全てが手探り状態ということもあるのかもしれないが、CDとして世に出すからには、その結果は
素直に受け止めなければならない。
TGBによる最新作もチェックしてみたい。

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TGB

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