前向きに Jazz!

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Category: organ (第2期)  

Barbara Dennerlein Duo / It's Magic

It+s Magic  Barbara Dennerlein (Hammond B3 organ & Footpedals, synthesizers)
  Daniel Messina(drums, percussion, vocals)

  Recorded at Kunstfabrik, Berlin, Oct. 29, 2004
  BEBAB 250972 (BEBAB RECORDS) 2005

  01. In the House
  02. Longing
  03. Swing the Blondes
  04. Change of Pace
                     05. The Long Way Blues
                     06. Make It Spicy
                     07. Rankett Blues

ドイツのオルガニストBarbara Dennerlein(B1964)は、かつては全てのアルバムを聴いていたというお気に入りでしたが、ちょうど本作あたりから追わな
くなってしまいました。オルガニストを志す彼女の世代のほとんどがそうであったように、やはりJimmy Smithをアイドルとして、この道に入った彼女です
が、アルバム・デビューした80年代の頃は、ごく平凡なプレイをしていた彼女でした。enjaレーベルでのラストとなる "That's Me"(Rec.1992)では、音楽
の方向性も定まり、音楽のクォリティも一段高いレベルに上がった感がありましたが、この後 Verve移籍後の3作では、この方向性をより多くのスタッフを
もって押し進めるような展開を見せていきますが、このVerveから、自身のレーベル BEBAB に移っての一作目 "Love Letters"(2001)では、本作と同じ
Duo という形で、あたかもそれまでの集大成であるかのような、濃密度のプレイに驚かされました。Smithからスタートした平凡なオルガニストだった彼女
でしたが、ここでの独自性に溢れたOrgan Musicは、私的には、Jazz Organの歴史の中の1つの成果として、とらえておくべき内容と評価しています。
振り返ってみれば、この "That's Me"(1992)から"Love Letters"(2001)に至る彼女は、一作ごとに進化による変化が感じられ、彼女の一番いい時期であっ
たように思います。

この"Love Letters"後の彼女の作品は、緊張の糸が切れてしまったかのように、何かが変わってしまい、音楽に魅力がなくなってしまいました。
本作は、その "Love Letters"とおなじくドラムスにDaniel Messinaを起用してのDuoという編成、ライブという一発勝負の環境下でありながらも、表面上
は、技術面でも何の問題もなく会場も盛り上がりを見せているのですが、以前とは何かが違ってしまっていると思えてなりません。その答えは、この場では、
はっきり出ませんが、音楽を創り出すミュージシャンにとっては、きっと最も大事な部分なのかもしれません。


              
              Barbara Dennerlein Duo Jazzland Wien 25.08.2004


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