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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Liberte Surveillee / Daniel Humair

Surveillee-2.jpg

Daniel Humair (ds)
Marc Ducretr (g)
Bruno Chevillon (b)
Ellery Eskelin (ts)
Recorded June 25, 26 & 27, 2001  SKE333018.19(SKETCH)

Daniel Humair名義のアルバムだが、Marc Ducret(g)をターゲットとしての購入。

内容は、Humair曲3、Humair-Joachim Kuhn共作曲1、Joachim Kuhn曲2、
Ducret曲1、Michel Portal曲1の2枚組、全8曲。

Marc Ducretは、57年パリ生まれ、ギターは全くの独学らしい。どんな独学をすれば
こんな危険きわまりないギターが生まれてくるのやら。それにしてもフランスには、強い
個性を持ったguitaristが多く、Jazz道楽者としては、目の離せない危険地帯だ。

リーダーでもあるHumairの考えでもあると思うが、本アルバムでは、いつもの超過激な
Ducret とは違った、どちらかというと静の部分を多く見せてくれる。空間を音で埋めつくす
のではなく、逆に音を抜くことにより、そこに出来る間というものを非常に感じる音楽に
なっていると思う。その空間に危ない香りを漂わせつつ時には鋭角的に切り込んでくる
Ducretのハードトーンのギターと不穏な空気を漂わせるEskelinのテナーは、場の空気を
一気に張りつめたものとし、緊張感溢れた中での4者による瞬間の音のやりとりは、まれに
見るスリリングなアルバムとなっている。

全体として分厚くヘビーなサウンドは、作品としての重みも増しているようだ。
間の文化のない、米国では生まれないであろう、アーティスティックなJazzと言える
のではないだろうか。

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Marc Ducret
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