前向きに Jazz!

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Category: guitar (第2期)  

Michael Felberbaum / Sweet Salt

Sweet Salt  Michael Felberbaum (g)
  Pierre De Bethmann (p, ep)
  Darryl Hall (b)
  Karl Jannuska

  Recorded at Studios De La Seine. Paris, December 2 and 3, 2005
  FSNT 275 (2006)

  01. All Fall
  02. Camel
  03. Tal Tales
                     04. Sweet Salt
                     05. Phosphor-essence
                     06. London
                     07. A Brief Interval
                     08. Coin
                     09. Opi Dance     All compositions by Michael Felberbaum except "London"

Michael Felberbaumは、当ブログでは、2002年作の"Emmanuel Bex/Jazz(z)"(別頁あり)にて記事歴があり、そこでは幅広い表現力と先進感に富んだ感性
で可能性ある若手ギタリストとしての出会いでしたが、本作は当時、Pierre De Bethmamm参加の魅力も手伝い購入したもの。
内容は、共作の1曲を除き全てFelberbaumのオリジナルとなる全9曲。"Sharp Water"に続く自身2作目となるリーダー作。

前述の参加作となるBexのアルバムでは、Bexのコンポーズと後押しもあり、4ビートからフリー、ロックティストのものまで、エフェクトを利かした音色を
含め多彩な表現を見せてくれたが、そのイメージをもって本作を聴くと、至極真っ当なトーンでおとなしくも感じてしまうのだが、こちらはリーダー作とい
うことで、本来、彼自身がめざしている方向はこちらなのかもしれない。
本作は、非4ビート系が中心、感性も典型的コンテンポラリー系を感じさせるそれである。やたらコケおどしの速弾きをかましてくるタイプではなく、丹念に
紡ぎ出すフレージングは、ともすると地味と受け取られるかもしれないが、その繰り出してくるラインには、高いセンスも感じられます。
確実な音出しからも確かな技術が見え、彼の音楽からは、技術はあくまで従であり、必要に応じるといった確かな姿勢も見えてきそうです。

全体としては、やはりBethmannの存在感が強く、アコピ、エレピ使い分け多彩な表現で本作にも多いに貢献していると思うのだが、それが逆に繊細な表現
者 Felberbaum の存在感を薄めてしまったのかもしれない。
本作以降、逆にBethmannリーダー作にも参加の多いFelberbaumは、Bethmann好みのギタリストでもあるのだろう。
Felberbaumとしては、冒険心を持って、前述の参加作のように、もっと自由に、大胆に演ってほしかった感もある1枚だが、ギタープレイとともにコンポー
ズ面でも非凡なものを感じる内容となっている。

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Michael Felberbaum
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