前向きに Jazz!

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Category: Other Instrument  

Arthur Kell / Jester

  Arthur Kell (b, compositions)
  Loren Stillman (as)
  Brad Shepik (g)
  Mark Ferber (ds)
  
  Recorded in Regensburg, Passau and Pfaffenhoffen in December 2010.
  BLUR0033 (Brooklyn Jazz Undeground Records) 2012

  01. Quarter Sawn
  02. Ijinna
                     03. Jester
                     04. Song for the Journey
                     05. Anima Negra
                     06. Tiki Time Bomb
                     07. Arts et Metiers

Arthur Kell名義の本作ですが、Loren Stillman(B1980), Brad Shepik(B1966)揃っての参加も魅力で手を出してみました。
このBJU Recordsからは、本作の姉妹編とも言える "Victoria" が2010年にリリースされており、dsがJoe SmithからMark Ferberに変わっての2作目とな
る。本拠地とするNYだけでなく、欧州での活動も多いKellだが、本作もドイツコンサートツァーでのライブ録音となっている。

この一筋縄ではいかないというスタッフを擁しながらも、オーソドックスな展開の中に4人のチームプレイは、見事なコンビネーションを見せており、その
ウィットに富んだ音楽は、時にトリッキーな動きを見せたり、またユーモアや遊び心を巧みに配しながらのその高い完成度のアンサンブルは、Kellのコンポ
ジションによるところ大なのであろう。

Stillmanは、Kellのコンポジションのもと、普段の自身のアルバムで見せる、巧みなコンポーズワークから解き放たれ一アルト奏者としての、そのしなやか
なプレイから創り出されるラインは、無上の美を放っており、普段の彼のリーダー作とは、また違った一面を見せているが、彼のいっぱい詰まった引き出し
の全てを覗いてみたいものである。
それを支え、触発するShepikのギターも独創性に富んでおり、組み合わせの妙というか、このShepikのギターがあってのStillmanのアルトなのか、あるい
は、アルトあってのギターなのか、このひたすら地味を押し通すギターの存在感も見事。

タイトルの道化師のごとく、Kellは、決して主役になることはないが、3人を生かすサイドワークは、まさに一流の道化師といったところか。


               
               Arthur Kell / Loren Stillman / Brad Shepik / Joe Smith at Jimmy Glass Jazz Club - Valencia / Spain


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Arthur Kell
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Comments

Edit
J Worksさん、こんにちは

Brad Shepik、最近では珍しいクール派を思わせるギターは結構好きです。(Ducretとは別世界ですが)

このところ、LP、CDとも相当枚数を購入しているのですがCDは外れっぱなしで困っております。(LPは匂いで当り外れを嗅ぎ分けられるのですが)

J Worksさんお勧めのCD、何かありますかね!
EditRe: タイトルなし
tam.raさん こんにちは

> Brad Shepik、最近では珍しいクール派を思わせるギターは結構好きです。(Ducretとは別世界ですが)

テクニカルなギターばかりが、ちやほやされる中、
我が道を行くというこういうタイプは好きですね。

Ducretについては、今の異様な風貌に変わるあたりを中心に
最近あらためて聴き込んでますが、なかなかおもしろいです。

tam.raさん、たしかtbお好きだったと思いますが、
元々Ducret目当てで買ったSamuel Blaser(tb)の盤でしたが、
これがなかなかです。まだ30ぐらいという年令を考えると
将来有望です。もちろんDucretもスゴい。
オススメです。

レコード屋さんからコメント入っていたようで、
あまりヘタなこと書けませんね(笑)。

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