前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Ictus Live

  Lotte Anker (ts, ss)
  Marc Ducret (g)
  Peter Friis Nielsen (eb)
  Stefan Pasborg (ds, perc)

  Recorded live June 17, 2004, Copenhagen Jazzhouse
  except track 5 recorded live May 31, 2002, Copenhagen Jazzhouse
  ILK TCB 008 (ILK Music)

  01. Ile
  02. Ping Pank / Orbituary
  03. The Sky Below / Restoration
                      04. Meltdown
                      05. Resollition in Retrosepect

デンマークとフランスの混合グループ "Ictus" によるライブとなっている本作ですが、購入の目当ては、Marc Ducret(B1957)。
このIctusについては、グループのできた経緯など詳しいところはわからず、CDとしても知っているのは本作のみで、他にもあるのか?不明です。

Lotte Ankerは、80年代初頭、コペンハーゲン大学に在籍暦があるので現在50才ぐらいと思われますが、デンマークの女性sax奏者で、作曲活動も多い。
私的にはCraig Taborn(p), Gerald Clever(ds)とのトリオでの活動で接点があるが、先鋭性、即興性の強い音楽で長年、デンマークのみならず各国で地道
な活動を続けてきているが、本作の"ictus" もおそらく、その活動の中心となっているのは彼女なのではないだろうか。

このジャケットですが、全体をスカーレット系の鮮やかな赤を基調にしたバックに飾り気のないシンプル、モダンな書体のロゴを白で、あくまで控えめに
レイアウトしたという極めてシンプルなデザインが、なかなかいい。ことば少なくして多くを語るを理想の音楽と考える私にとっては、ヴィジュアル的に表
すと、こんなようなことなのかもしれません。

さて、内容の方ですが、完全フリーのシステムという中、音楽は不穏な空気も漂う静けさの中にスタートしていきます。
無音状態で始まる冒頭の曲ですが、日常をイメージさせる音がポツリ、ポツリ.....と入っていくごとに、仮想の音空間にも、しだいに現実のリアリティーが
出てきますが、流れが進むにつれ、互いの音への反応するという過程を繰り返すごとに、何もなかった空間も各種入り乱れて混沌とした状況になってきます
が、そこからイメージされるのは、世の中の不条理、切迫感、不安感、怒り、暴力........................等々、一般的に言われるところの楽しいものは無く負の要素
に満ち溢れているのだが、しかしこれをもって、この音楽を楽しくないものとして切り捨てるわけでもなく、逆に自分の感性に何かが反応するところがあり、
楽しいというよりは、心惹かれる音として感じられるのである。
それら負の要素を肯定するわけでもないのだが、ひと時の非日常を味わえたことでの満足なのであろうか?
日常のリアリティーを感じさせるような音使いを混じえながらも、結果的には非日常を感じさせる...............................音楽とは、おもしろいものである。

Ankerの存在感、Ducretのキレる高品質のインプロ、鋭いレスポンスを見せるPasborg........................う〜む

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Marc Ducret

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