前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: guitar (第2期)  

Miles Okazaki / Figurations






  Miles Okazaki (g)
  Miguel Zenon (as)
  Thomas Morgan (b)
  Dan Weiss (ds)

  Recorded live at the Jazz Gallery, New York City, June 4th, 2011
  SSC 1312 (Sunnyside) 2012

Figurations-2.jpg  01. Dozens
  02. Rain
  03. Wheel
  04. Bass Solo
  05. Figurations
  06. Mandala
  07. Loom
  08. Corazon

前作 "Generations" で最初に出会ったMiles Okazaki(B1974)ですが、そこでは、彼のギターに惹かれる部分はあるものの、vocalなども入ったりと、どう
もそのあたりに馴染めないものがあり、ほぼ放置状態だったのですが、本作のメンバーを見て、即買いに至りました。が、あらためて前作ジャケットなど調
べてみるとThomas Morgan以外の3人は、前作にも参加してたんですね。

さて本作、一聴してみると、ライブという一発勝負の環境下、初っ端から変拍子乱れ飛び、リズムは激変するというすごいことになっており、M-BASEとの
つながりも強く感じられるという内容になってます。
Okazakiのギターは、温度感はなく、無機質、しかもフレーズを激しく刻んでくるという点では、全く感性の質は違いますがPat Martinoを思い出してしま
います。この執拗に刻んでくる音だけ聴いていると、変質的な人物像さえ浮かんでくるのですが、このジャケットのダーク・オタク系イラストも彼の手によ
るものらしく、やっぱし、という感じもしてしまいますが、実際のところどうなんでしょうねぇ?
それはともかく、ギターに関してこのヤバさは、やはり注意を要する人物であることには、違いないようです。変態というより変質系ということばがハマるか。

このOkazakiの冷血動物的質感に対して、Zenonのアルトが、熱く激しく歌い上げるといった場面も点在し、この2人の、ともすると反するとも思える質感
が、絶妙のブレンドを見せ、一つの意志を持った音楽としているのは、Okazakiのコンポジションによるところ大なのでしょう。
T02 "Rain" は、中米を感じさせるラインの美曲、Zenonに合わせて創ったのかは、わからないがアルトの徐々に燃え上がっていくブローが光る。また全編
を通してZenonも魅力となっている本作である。

この予測不可能な展開を、キープするWeissのドラミング、イマジネイティブなMorganのベースワークも聴きどころ。


             

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Miles Okazaki

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