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Category: organ (第2期)  

Medeski Martin & Wood / Radiolarians III

  John Medeski (keyboards)
  Billy Martin (ds, perc)
  Chris Wood (basses)

  Recorded at Shackston Studio, NY, December 1-3, 2008
  Recorded & Mixed by David Kent
  IR07 (Indirecto) 2009

  01. Chantes Des Femmes
  02. Satan Your Kingdom must Come Down
  03. Kota
                      04. Undone
                      05. Wonton
                      06. Walk Back
                      07. Jean's Scene
                      08. Broken Mirror
                      09. Gwyra Mi

彼らのアルバムらしく、得体の知れない有機体らしきイラストが、なんとも気色悪いというおなじみのRadiolariansシリーズの第3弾。内容はT02, 09を除
く7曲が彼ら3人のオリジナルとなっている全9曲。

他のコンテンポラリー系オルガニストとは違い、ジャムバンドシーンから登場したJohn Medeski(B1964)は、アヴァンギャルドシーンとの関わりも深く、
オルガン以外にもピアノからキーボード系全般を扱うことも多く、ジャンルやスタイルにとらわれない遊び心とポップなセンスを持ちながらも先鋭性も持つ
というその感性は、独特の立ち位置にいるオルガニストと言えるのではないでしょうか。

本作も、全編に渡り彼ららしいノンジャンルの多彩でとんだサウンドが展開され、この一貫して垣根を作らないという姿勢を長年通してきている彼らの強い
意志とそれを支える広い音楽性は評価されるべきであろう。
一見ラフなイメージも抱かれる彼らだが、本作もいろんな要素が入り込みゴッタ煮風の表面に反して、ディテールまで神経の行き届いたつくりの繊細な仕事
ぶりで、種々雑多で時には、猥雑な要素などがありながらも、全体としてまとまり感と物語性のようなものも感じ取れるのは、コンポーズ面での彼らの確か
な能力なのだろう。

T05. Medeskiならではのダーティーでヒールな匂いを振りまくオルガン。この味を出せるのは彼しかいないだろう。
T08. 映画音楽を思わせるようなキャッチーな美旋律から始まるこの曲は、スケール感とともに、眼前にいろんなイメージを投影してくれる。

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Medeski Martin & Wood

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