前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

People Time / Stan Getz & Kenny Barron

People Time-1  People Time-2

Stan Getz (ts)
Kenny Barron (p)
Recorded Live on March 3, 4, 5 & 6, 1991, at the Cafe Montmartre, Copenhagen.
 
第2期sax編、最初は、長い間のtenor sax冬の時代を経て、再びtenorの時代に入るきっかけ
ともなったアルバムから始めましょう。

すでに、あちこちで語り尽くされているこのアルバムですが、私の音楽史の中では、一つの
流れを変える節目ともなったということで大きな意味のあるアルバムでもあり、これを出さ
ないことには、このブログのサブタイトルにもなっている「感性の変遷の歴史」の説明にも
ならないということであえて出させていただきました。

このアルバムに出会ったのは、90年代に入って間もない頃、このアルバムが丁度リリース
された頃だったと思います。
Getzとの出会いは、これが初めてではなく、第1期sax期でもある程度聴いており、特に
Bosa Nova系のものは、だいぶ聴きましたが、こんな形で再び出会うことになるとは思って
もいませんでした。

CDショツプの試聴コーナーにあったこの盤、何気なくヘッドフォンをとって聴いた音は、
妙に、心の奥底まで染み込んできました。長年の勘というやつでしょうか、そこに新しい
出会いを感じた私は、即購入したのは言うまでもありません。

GetzはこのアルバムのLive3ヶ月後、癌により帰らぬ人となり、このアルバムがGetzの
ラストアルバムとなってしまいました。
考えてみれば、このLive時点では、体調面でかなり厳しいものがあったことは容易に想像
できますが、おそらくGetz自身もラストになるかもしれないであろう思いの中での
コンサートであったと思います。
そんな背景もあったのでしょうか、ここでのGetzの音は非常にピュアです。思いの全てが
詰まったかのような音はストレートに突き刺さってきます。
中でも特にballad「First Song」は、後にtenor saxのballadにのめり込むきっかけとも
なった生涯忘れられない一曲となりました。
死を目前に予感したGetz入魂のballad「First Song」は、哀しくもLast Songになって
しまいました。

写真左は国内92年リリースの2枚組、全14曲のOriginal盤、写真右は、このCopenhagen
での数日間のLive完全記録の2009年末リリース7枚組、全50曲のComplete盤、表情の違う
別テイクが多数入っており、インプロバイザーGetzの最後の貴重な記録が刻まれています。

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Stan Getz
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