FC2ブログ

前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: sax (第2期)  

Loren Stillman / The Brother's Brakfast

Brothers Bf  Loren Stillman (as)
  Vic Juris (g)
  Gary Versace (Hammond B3 organ)
  Jeff Hirshfield (ds)

  Recorded April 2005
  SCCD 31586 (SteepleChase) 2006

  01. Under the Influebce
  02. Christmas Socks
  03. Johnny Rock
                     04. Debsities
                     05. Crushed Ice
                     06. Gallop's Gallop
                     07. Folk song
                     08. Deified
                     09. Today's Tomorrows Song
                     10. The Brother's Breakfast

Loren Stillman(B1980)は、7才でサックスを始めたという天才肌のアルトサックス奏者だが、アグレッシブに吹きまくるというタイプでもなく、コンポーズ面
で力を発揮し、その繊細で思索的とも言えるプレイぶりは地味な印象を与え、あまり大きな話題になることもなかった感もありますが、本作では、そういった
他作の印象とは、全く違った前に出るアグレッシブな面も出て、初めてこの盤を聴いた当時は、その違いに戸惑いとともに、違った面を発見したうれしさもあ
ったという本作ですが、あらためて彼のその広い対応力も感じさせるアルバムとなっています。

さて内容ですが、T 06のMonk曲を除いて全てStillmanのオリジナルとなっており、この点では他作同様Stillmanのコンポーザーとしての力が感じられる1枚と
なってますが、音楽の印象は全く違ったものになっており、彼自身どういった意図だったのか図りかねますが、進むべき方向を模索していたという時期だった
ということなのかもしれません。そんな製作時の状況は別として、結果としてできあがったものは、他作で見られる思索的、内省的な魅力ではなく、ストレー
トに押し切るようなブローで、別の魅力も感じられる内容に私的には、満足できるものとなっています。また、2004年度のDown Beat誌のthe Rising Star
Jazz Artist Awardに選出歴がある彼は、こういった展開で見せるテクニックもトップクラスのものと実感できるものとなっている。
若くしてKonitzの指導も受けたという彼のアルトは、やはりそのあたりをベースとして進化してしてきた感性とも思え、攻めながらも持ち味である繊細さは、
失っていない。考えてみれば、本作録音時点でまだ25才、まだこれからいろいろ変化も見せていく時期でもあり今後が楽しみな存在である。

さて、私的には、本作購入の大きな魅力ともなったVersace、ちょうどこの頃から各種プロジェクトに参加する機会も急激に増えていったという時期ですが、
ストレートに押すStillmanに負けず劣らず、そのプレイには勢いも感じられ、全体としてコンテンポラリーな質感に溢れたポスト・ハードバップといった内容
の本作に大いに貢献しており、Jimmy Smith以降のまさに21世紀のオルガンの流れの本流を行く形を見せている。

ベテランJuris(B1953)も久々だが、時代の流れの中で、うまく変化をしてきているギタリストではないだろうか。テクニックも健在。
本作の翌年録音となるVersaceリーダーアルバム "Reminiscence"(別頁あり) では、organ-guitarトリオとして好内容の盤となっている。

その他のLoren Stillman関連作は  こちらから

JAZZ-sax 41 amazon quick link
Loren Stillman
スポンサーサイト




Newer EntryDexter Gordon / Nights at the Keystone

Older Entry壁際が好き ♡

 

Comments

Leave a comment







1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
> < 11