前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Benjamin Koppel / Hammond Street

Hammond St  Benjamin Koppel (as)
  Larry Goldings (organ)
  Bill Stewart (ds)

  Recorded in Los Angeles, January 2006
  (Cowbell Music 26)

  01. Ostrich Itch
  02. Jetlag
  03. H.T.E.S.T.A.C.
                     04. Hammond Street
                     05. Make Sure You're Sure
                     06. Armadillo Run
                     07. Holtemmen
                     08. Pasadena Pancakes
                     09. Coconino County

デンマークのSax奏者 Benjamin Koppel のリーダーアルバムですが、Larry Goldings(1968)をターゲットとして当時購入したもの。
内容はStevie Wonder曲のT5の他は全てKoppel 曲となる全9曲。

我が国においては、特別に大きな話題となることもなく、地味な活動をしてきているといった印象もあるKoppelですが、ここ10年程、コンスタントにアルバムを出してきており、そのモダンコンテンポラリー〜ポストバップといった幅広いフィールドで、目立たないながらも確かな力を持ったSaxプレイヤーとして成長してきている。
本作においても、自在なプッシュで煽るStewart、巧みなバッキングを見せるGoldingsの好調な2人をバックに快調に飛ばしており、伝統の表現から現代感覚に溢れたソリッドでスリリングな表現まで感性面での幅広い対応力とともに基本である歌心の確かなところも十分感じさせてくれる。

そういったKoppelのはつらつとしたプレイもあり、相乗効果というべきかGoldingsのオルガンにも攻めの姿勢が感じられ、繰り出すフレーズからは、21世紀の空気感も漂い、あらためてオルガンもSmithの時代は終わったことを実感する。ミニマムな3人という編成の本作だが、通常のピアノとベースが加わったクァルテットの状況と比べ、控えめなコードとベースラインのGoldingsのオルガンが全体のつくりをシンプルにし、それぞれのプレイを浮き立たせる効果をもたらしており、音楽が明快、クリアーになっている印象を受けるのである。
Goldingsは、本作のKoppelの代わりに、ギターのPeter Bernsteinが入ったレギュラートリオとして長年活動しているが、本作を聴いて、あらためて感じることは、メインストリーム寄りの感性で既に完成された感のあるBernsteinとの共演時よりも、より現代の感覚を感じさせるKoppelとの共演において、彼が元々持っている今の感性がより引き出されていると思えるのだ。
このあたりは、おそらく本人も気づいているとは思うのだが、しがらみ、その他いろいろとあるのでしょう。

JAZZ-organ 113
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