前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Barbara Dennerlein / Take Off !

Take Off Barbara Dennerlein (org)
 Roy Hargrove (tp, flh)
 Mike Sim (ss, as ts bs)
 Ray Anderson (tb)
 Mitch Watkins (g)
 Joe Locke (vib)
 Lonnie Plaxico (b)
 Dennis Chambers (ds)
 Don Alias (perc)
 Recorded at Power Station, NYC in March 1995
 POCJ-1281(Verve)

                   01. Victory Blues
                   02. Take Off
                   03. Fast food
                   04. Fata Morgana
                   05. Hot House
                   06. Purple
                   07. Fly Away
                   08. Bo-Peep
                   09. Green Paradise
                   10. Give It Up

前レーベル(enja)での最終作 "That's Me"(別頁あり) で、進むべき自身の音楽の方向性を
ある程度見せてくれた彼女は、Verveに移っての初作となる本作で、よりはっきりした方
向性を見せている。作編曲能力に秀でたものを見せる彼女は、単なるオルガン・プレーヤ
ーとしてだけではなく、ある程度のスタッフを揃え、よりスケールの大きなオルガン・ミ
ュージックにトライしてみたかったのであろう。

そんな彼女の思いも見える本作は、T5以外の全9曲、彼女の作となっており、前作から入
ってたDennis Chambers(ds)という強力な推進力もあり、ダンサブル且つスタイリッシュ
でキレのいいオルガン・ミュージックを展開する。
彼女のオルガンの特徴として、クール・ファンクとでも呼びたくなるような根底にブルー
ジーなものが流れているのですが、それは米国系黒人オルガニストに多く見られるコテコ
テの黒っぽさではなく、あくまでベトつきのないサラッとしたもの。その点で彼女は
Jimmy Smithをアイドルとし、そこを出発点としているのですが、独自の感性による独自
のスタイルをしっかり持っているオルガニストと言えるでしょう。またクールなんですが、
ブルーな味が絶えずつきまとうという点では、米国の白人オルガニスト LarryGoldings,
Sam Yahel, Gary Versace....................などとは、感性面で一線を画するものがありま
す。

T6 "Purple" で見せるメランコリックな表現は、これ以上やると違う世界のものにという
紙一重の表現、その紙一重に彼女の美のセンスをみることができる。


Barbara Dennerlein - hammond organ & synthesizer
Dennis Chambers - drums
Andy Sheppard - saxophone
Mitch Watkins - guitar


Barbara Dennerleinに関しては、当ブログでも多数記事としております。関心おありの向
きは → こちらから

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Barbara Dennerlein
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