前向きに Jazz!

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Category: guitar (第2期)  

Marc Ducret / L'Ombra di Verdi

ombra.jpg


  Marc Ducret (g)
  Bruno Chevillon (b)
  Eric Echampard (ds)
  
  Recorded June 1998
  at Studio La Buissonne by Gerard de Haro.
  screwu70010 (screwgunlegalline) 1999


01. Dialectes
02. Lust
03. Description du Tunnel
04. Unes Cene Surtout se Renouv Elait Cha que Jour
05. Tarot
06. Un Certain Malaise

Bruno Chevillon(b)、Eric Echampard(ds)という、レギュラーメンバーを従えての
Ducret トリオ作。
管が入ることにより、Ducretの出番も減ることもあり、またリスナーとしては、自由度
の高いトリオというフォーマットは、非常に魅力なのですが、意外にこのフォーマットで
聴けるDucret盤は少なく、その点、当時真っ先に手を出したという本作です。

昨今のギタリストは、テクニシャンが多い。そして技術自体が目的化してしまっていると
思えるほど、そのテクが音楽の邪魔をし、鼻につくといった場面に出会うことも多い。
なまじ高い技術を持ったばかりに、やたらそれを使いたがり、挙げ句その技術に振り回さ
れる、本末転倒である。

技術面でも高いものを感じさせるDucretだが、決して技に溺れることなく、その技の使
いどころを心得、目的に向かってクールにシゴトを遂行する男である。
本作でも、唸るChevillonベース、ドライでタイトなEchampardのドラムス、それに反応
しつつ且つ逆にそれを刺激として返信しつつ空間を構築していくDucretのシゴトぷりは、
実にクールである。
その大胆な攻めからは、ワイルドでラフなものをイメージされるかもしないが、それは
彼の瞬時の緻密な計算ときめ細かな技の使い分けによるところ大なのである。
ヒートする場面でも、それを俯瞰で見て自らを制御する冷徹な目を持つプロである。

本作は、tam.ra先生の → "tam.ra's Jazz Note"でも紹介済みだ。

その他のMarc Ducret関連記事は → こちらから

JAZZ-guitar 41
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