前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: oldies  

Grant Green / Talkin' About!

Talkin about-1 Talkin about-2

01. Talkin' about J.C.
02. People
03. Luny Tune
04. You Don't Know What Love Is
05. I'm an Old Cowhand

Grant Green (g)
Larry Young (org)
Elvin Jones (ds)
Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ on September 11, 1964
Blue Note 21958

現在、organに関しては、90年代後半頃から出会ったアルバムを中心にorgan(第2期)と
いうカテゴリーにて記事としていますが、それ以前のJazz聴き始めのころの第1期と呼べ
る時期に聴いた盤ということでカテゴリー "oldies" からの記事となります。
この第1期と呼べる時期では、Blues, Rock系からJazzに流れてきたこともあり、当然の
ようにorganには、黒っぽいものを求めていったわけですが、そんなある日、出会った
Larry Youngのそれまで出会ったことのない異質のorganは、かなり衝撃的なものでした。
すぐに夢中になったのは言うまでもありませんが、Youngは、このorgan のColtraneと
呼ばれた時代から一気に駆け抜けるようにLifetimeの時期を経て、最後は新しい音を求め
ながら混迷の中、30代の若さでこの世を去りました。
Youngを思い出す時、いつも思うことですが、彼が生きていたら、今のorgan界の状況も
違ったものになっていたかもしれないと..................、残念です。

当時、私を夢中にさせたYoungの盤としては何枚かあるのですが、organ-guitarトリオ
としてGrant Green名義のアルバムですが本作を取り上げてみました。
内容的には、Youngが裏リーダーと言ってもいいほどソロにバッキングに存在感を出して
おり、なんといっても、64年という時期のElvinが入ったOrgan-Guitar トリオという
このメンバーの濃さは、Jazz Organの歴史的にも価値ある一枚と言えるのではないでしょ
うか。
YoungのOrganは、半世紀ほど経た今聴いても、経年変化を感じさせないものがある。
それだけ彼のOrganが先進性に富んだ斬新なものであったかということなのですが、逆に
見ればこのOrgan界も、長年目立った進化の見られない世界とも言えるのですが、それに
は、他楽器の世界とは違った特殊な状況も絡んで、常にその他の楽器としての位置づけも
あり、プレーヤーの数も他楽器と比べると、極端に少ないといった事情も大きく影響して
いると言えるでしょう。
現在、Youngのイディオムを吸収したと思われるような、Organistは、それなりにいる
のですが、それをステップとして大きくそこを飛び越え、まったく新しいJazz Organの
世界を創ったと認められるような革命家は、残念ながらまだいません。
現在の私のこういった活動も、ピアニストで言えば、昔、リアルタイムで出会った
Bill EvansやKeith Jarrettのように、全ては、そういった存在にリアルタイムで出会いた
いがための終わりのない旅でもあるのです。
リアルタイムで出会うことの意味は大きい。だからこそ日々変化している生き物である
今現在のJazzとの接点は、常に持っていたい、そして新しい才能との出会いの機会として
初物、新人には、無関心ではいたくないと思っている。

JAZZ-oldies 13
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Comments

Edit
こんにちは

ラリー・ヤング、久し振りに聞く名前に反応、棚の奥から”Lawrence of Newark”を取り出して聴きながらコメント書いています。  これを聴くとラリー・ヤングの後継者となるオルガニストはいるのかな?と思ってしまいます。

Mystery Guestと名乗っているファラオ・サンダースとの掛け合いが最高、やはり天才だったのでしょう。

ジミー・ヘンドリックスとの共演が、聴きたいな!
全然聴こえない当時のJames Ulmerのギターでは物足りない。
EditRe: タイトルなし
tam.ra さん こんばんは

変人。奇人しか手を出さないという"Lawrence of Newark"を
お持ちですか、やっぱり..........ですね(笑)。
この盤、音が悪いですが、この中の一曲 "Saudia" に
混迷の真っただ中にいた当時のYoungが、
何か掴みかけた.........と思えるようなものを感じた私にとっては、
とても思い入れのある一曲です。

ジミ・ヘンとの共演盤 "Nine to the Univers" は、いつも
買いたいと思っていながら、チャンスを逸してます。
ちょっと前に海賊盤で出てましたが逃してしまい
今は入手不可です。何事もタイミングが大事なようで。
"音の本箱"さんのとこで並んでいるのを見たことが
ありますが、この種のものかなりお好きな方のようで。

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