前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

John Abercrombie / Tactics




  01. Sweet Sixteen
  02. Last Waltz
  03. Bo Diddy
  04. You and the Night and the Music
  05. Chumbida
  06. Dear Rain
  07. Mr. Magoo
  08. Long Ago and Far Away

John Abercrombie (g)
Dan Wall (org)
Adam Nassbaum (ds)
Recorded live at Visions, N.Y.C. July 13-15, 1996.
(ECM 1623) 1997

John AbercrombieのオルガンにDan Wall(1953)を起用してのECM第3弾。
内容は、Abercrombie曲3、Wall曲2、Nassbaum曲1、スタンダード2曲の全8曲。
本作はライブということで、10分を超える長尺曲が半分を占める。

このメンバーでの初作 "While We're Young"(別頁あり)、そしてそれに続く
"Speak of the Devil"(別頁あり)からほぼ3年後となる本作、しかもライブという一発勝
負の環境が、適度な緊張感も加えて魅力的な好アルバムになっているのではないでしょ
うか。
普段は、AbercrombieにしろWallにしろ、あまりブルージーな表現はしないのだが、そ
れでもAbercrombieなどは、アルバム中に1曲ほどそういった曲が含まれていることも
よくあり、それが私的お気に入りとなっていることも多い。本作でもWall曲 t3
"Bo Diddy"でのAbercrombieは、奥に潜ませていたブルーな感性をにじませるようなプ
レイを見せており、Wallにしても、普段あまり見せない部分である。
昔、Blues好きだった頃、白人の演るBluesに黒人のそれとは、違った魅力を感じること
があった。外の者だからこそわかるおいしい部分、白人のそれにそういったものを感じた
のかもしれないが、このAbercrombieのギターにも同じようなことが言えるのかもしれ
ない。黒人のそれとは違った、白人だからこその抑えたモダンでブルージーな表現、もっ
とも限られた人だからこその出せる味ではあるのだが。

最近、アバクロ絡みDan WallのECM 3作を記事としてきましたが、こうしてあらためて
彼の数年間に渡る仕事を聴き返してみると、多分にAbercrombieの感性に引っ張られた
ところはあるものの、デリカシーある叙情性を備えつつ、次の世代のオルガニストにつな
がる先進性も十分に備えたコンテンポラリー系オルガニストとして、Larry Goldingsなど
次世代オルガニストに残したものも大きく、とかく目立たない存在だが、おさえておかね
ばならない存在であること、あらためて確認したしだいである。

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John Abercrombie



LIVE INFORMATION

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Chris Potter-1205
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