前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Sam Yahel / Yaya3


  01. Slow Orbit
  02. Switchblade
  03. The Spirit Lives on
  04. One More Once
  05. Hometown
  06. Aelio
  07. Two Remember, One Forgets
  08. The Scribe
  09. Confronting Our Fears

Sam Yahel (org)
Joshua Redman (ts, ss)
Brian Brade (ds)
Recorded January 2002 at Sear Sound, NYC
(Loma Records) 2002

Joshua Redman, Brian Bradeという強力な2人を従えてのYahelのリーダー作だが、この頃
は、Redmnをリーダーとする同一メンバーで"Elastic Band"で活動していた時期とちょうど
重なり、その中でYahelをリーダーとする本作もという流れになったのであろうか。
アルバムタイトルの"Yaya3"(ヤヤ・キューブ)の3は、本来は3乗の意味の3で右上に小さい文
字の3なのだがうまく入力できなかったので悪しからず。
内容は、Yahel曲5、Redman曲2、Brade曲2の全9曲。

次代の感性を持ったオルガニストとして、デビュー当時から注目していたSam Yahel(B1971)
は、年代的には、ちょっとだけ先輩格のLarry Goldings, Gary Versaceなどとは、似た方向性
を持つオルガニストとしてデビューの頃から後をついてきているのですが、近年、リーダー作
としてはピアニストとしての露出が多く、オルガニスト Sam Yahelのリーダー作に、しばら
くお目にかかれていないのは残念なところです。

本作は、それまで組んでいたPeter Bernstein(g)に代わってBrian Brade(ds)はそのままに、
Joshua Redman(ts,ss)が入ったことにより、サウンドは、大きく前に進み、コンテンポラ
リーな質感に溢れたものとなっており、Yahelのソロも、それまでの盤に比べ、よりモーダル
にクールに突き抜けるようなプレイを見せており、新しい時代のオルガンを実感したものでし
た。もちろんそれは、Redman の強力な推進力そして化学反応を起こすツボを心得たBradeの
絶妙なタイミングでのプッシュなどもあってのことですが、それを生かすYahelのセンスがあ
ったればこそとも言えるでしょう。
21世紀のオルガンの空気感というものを感じることができたという本盤ではありましたが、
世間のオルガンに求める感覚はこういった方向ではなく、この盤も内容の高水準に反して、
不人気盤といっていいような扱いをされていたのは、なんとも寂しい限りである。

Yaya3-2.jpg

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