前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: Other Instrument  

Tyshawn Sorey / Koan





  01. Awakening
  02. Only One Sky
  03. Correct Truth
  04. Nocturnal
  05. Two Guitars
  06. Embed

Todd Neufeld (electric and acoustic guitar)
Thomas Morgan (bass, acoustic guitar)
Tyshawn Sorey (drums and cymbals)
Recorded May 8, 2009 at Systems two Studio in Brooklyn, NY by Richard Lamb.
482-1069 (482 Music)

Steve Lehman(as)やVijay Iyer(p)周辺での活動で、注目されつつあるドラマーTyshawn
Soreyは、このブログでは、彼参加作の"Door / Fieldwork"(別頁あり)で記事歴があり、豊
かな才能を持ったドラマーとして、印象に残ってました。
本作はそのSoreyのリーダー作として、ギターにTodd Neufeldを加えたトリオ作という内
容に、大きな期待を持って手を出してみました。
このメンバーですので、過激なギター・トリオといった展開を期待していたのですが、終始、
間と空間の広がり、そしてその空間を浮遊する感覚を感じるような静の展開に、ものの見事
に肩すかしを食らった形になってしまいましたが、ある意味、過激という点では、イメージ
していたものとは違った形ですが、より以上のものがあるかもという内容です。

ドラマーがリーダーのアルバムですが、ドラムがほとんど入らないという展開にまず、やら
れたという感じです。楽曲は、一曲のみギターのNeufeldとの共作曲となってますが、他は
全てSoreyのオリジナルとなってます。
ドラマーであるSoreyが、ほとんどドラムの入らないコンポーズをして一枚のアルバムを押し
通す。相当強い意志の持ち主であるとともに、前述のアルバムでも強く感じていたとおり作
曲面でも非凡な才能を感じます。
思い切り余白を生かしたキャンバスに、必要最小限のタッチで描いた墨絵のごとくわずかな
濃淡の織り成す空間には、突き抜けるような広がりを感じる。
この緊張感漂う間を楽しむ音楽とでも言ったらいいのだろうか。

Sorey 自身としては、"受け"を意識しての音創りの必要は、全くないと思うが、結果として
は、そこに理解、受け入れられる部分が無いと全てが無意味になってしまうだろう。彼に欠
如している部分があるとすれば、その点での技なのだろうか。

JAZZ-Other Instrument 9
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